
【目次】
大容量インクタンクを搭載した製品
両製品は、エコタンク方式を採用している製品です。カートリッジ方式のプリンターと比べ、大容量のインクボトルを採用しているエコタンク搭載モデルでは、頻繁なインク交換の手間を省くことができます。多くのプリントを必要とするユーザーは、トータルコストも抑えやすい製品です。両製品に共通するプリント仕様として、CMY色には染料インクを採用しているため、普通紙でもクッキリとカラー出力ができます。顔料インクの「くっきりブラック」により、文字や細い線をシャープに見やすくプリントできることも特徴です。出力解像度は最高4,800×1,200dpiです。前面のインクタンク部は独立しているため、スキャナーのフタを上げることなくインク補充ができます。

「EW-M678FT」にはファクスやADFも搭載
「EW-M638T」には、プリント機能/コピー機能/スキャン機能が用意されています。「EW-M678FT」はそれらに加え、ファクス機能も備えたオールインワンタイプのモデルです。「EW-M678FT」は、30枚までの原稿を自動で読み取れるADF(自動原稿送り装置)も搭載しており、複数ページのコピーやスキャンをまとめて効率的に行えます。連続プリント速度(A4タテ)は両モデル共通で、カラーが約9.0ipm、モノクロが約18.0ipmです。両面印刷にも対応しており、カラーで約5.0ipm、モノクロで約7.0ipmとなっています。ファーストプリントタイム(A4)は、カラーで約13.5秒、モノクロで約8.5秒です。
利便性にこだわったデザインの工夫
両製品は、新たなデザインを採用したことでより使いやすくなりました。本体前面にはプリンターの状態を示すLEDが用意され、ジョブの進行中やエラー発生の状態を視覚的に確認できます。プリント時に排紙トレイが自動でオープンする仕組みも便利です。排紙トレイを引き出す手間がなく、離れた場所からプリント指示を出す場合にも前もってプリンターの近くまで行く必要がありません。

両製品では、従来モデルのコンパクトなサイズ感はそのままにデザインが新しくなりました。出力スピードや耐久性も向上し、参考値としてプリンター本体は10万ページの高耐久性能を備えています。家庭でもビジネス用途でも、安心して長く使える製品です。
エプソン販売株式会社
価格:オープン
URL:https://www.epson.jp/
2025/07/18
