◆「時には懺悔を」特報映像・メインビジュアル解禁
今回初解禁となる特報映像は、心電図モニターのビープ音が鳴る中、懸命に生きようとする小さな命から始まる。一転、憔悴しきった主人公、佐竹(西島秀俊)に向かって「お前、神様っていると思うか?」と問いかける投げやりな声。追い詰められ、疲れ果て、敵意をむき出しにした大人たちの「ぶっ殺されてえか」「なんでそんなに悪い子なの!」という怒声が重なる。「分かってんのか!お前は今自分が何をしているのか!」と聡子(満島ひかり)に詰め寄る佐竹に対し、「あの子、生きてちゃいけないわけ?」と聡子が佐竹に逆らうように感情を露わにしている。
「産んだ責任取れって?」と突きつける民恵(黒木華)。「俺が殺したんだ」と告白するようにつぶやく佐竹。大人たちの表情がわずかに和らぎ、誰かの声に耳を傾けるような眼差しも見える。やわらかい光に満ちた川岸の道を、大きめのベビーカーを押して歩く男の姿に載る「生きていく。たとえ神様なんていなくても―」というコピーが胸の奥に染みわたる。そして画面は再び小さな手を映し出す。映像冒頭にはなかった大きな手を握るその手は、これから生きていく、と覚悟とも取れる力強さを感じさせている。
あわせて公開されたメインビジュアルは、「生きていく。
◆中島哲也監督新作「時には懺悔を」
原作は打海文三氏の同名小説で、重度の障がいを抱える子どもを通して描く、親子の絆の物語。「下妻物語」「告白」など、圧倒的な映像美や先鋭的な演出で、新作を発表する度に日本映画界に衝撃を与えてきた中島監督が、傑作ミステリー小説の映画化に挑む。
中島監督は「見る人の気持ちを動かす映画ができるのでは」という想いをずっと抱き続けてきたという。脚本を書き始めた当初はなかなか賛同者を得られなかったが、構想18年という時を経て、まさに新境地と呼べる感動作が完成。「過去に大きな傷を負った大人たちが、今を必死に生きる“たったひとつの小さな命”と出会い、人生の活路を見出す物語」を独自の視点と緻密な演出で描き出している。
主演を務めるのは、中島監督と初タッグとなる西島。
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