◆富田鈴花1st写真集「鈴花サーキット」
本写真集は、卒業を目前にした富田がオーストラリア・クイーンズランド州を旅する様子を撮影。陽光降り注ぐゴールドコーストをスタートして、海岸沿いを北上。「楽園」を意味する美しき島、「クガリ」へと向かいます。雄大な風景にはしゃぎ、心から旅を楽しむ富田の素顔が詰まったロードムービーのような一作となった。
大胆な水着姿や初ランジェリーショットも披露。オーストラリアの美しいロケーションの中、夢だったという写真集で、身長165cm、グループ最強とも言われるパーフェクト・スタイルを燦然と輝かせている。
◆富田鈴花、写真集決定時の心境明かす
― まずは、写真集の出版が決定した際の心境から教えてください。
富田:アイドルのうちに写真集を出せると思っていなかったので、期待してくださっているファンの皆さん、出版を考えてくださったスタッフの皆さんへの感謝の気持ちが1番に込み上げてきました。写真集を出すというのは、アイドル活動をする上で多くの人が目標にする場所の1つだと思うのですが、私は心の奥底で“出してみたい”という思いがありつつ、あまり口に出して言ったことがなくて。なので、発表して反響をいただいたときに「こんなに喜んでくださる方がいるんだ」と嬉しかったですし、卒業のタイミングで出すことができて本当に良かったです!
― たくさんのアイデアが詰まった1冊だと思うのですが、特にこだわった部分はありますか?
富田:黒いスーツを着ることです。2年前にやったミュージカルで何ヶ月間も黒いスーツの女性役をやっていて、すごく思い入れが強い衣装だったので、お願いして着用させていただきました。先行カットで出ているのですが、ファンの皆さんからも「お気に入りだよ」という言葉をたくさんいただいて嬉しかったです。
そして、「白の水着を着ない」というのも1つのこだわりです。坂道の写真集では白の水着を着られる方が多いので、また違った系統で魅せられたら良いなと思い、スタイリストさんなどと相談しながらスポーティーな水着などを選びました。
◆富田鈴花、撮影までの体作り事情
― 先行カットが公開された時点で、富田さんの抜群のスタイルが話題を呼んでいます。撮影までに準備したことがあれば教えてください。
富田:私は体のコンプレックスが多いので、基礎から整えることと、柔らかさを残すことを意識しながら半年くらいトレーニングをしました。ライブのリハーサルが詰まっていた期間でしたが、週に3回はジムに行けるように頑張りました!アイドル活動と並行していると違う筋肉も使ってしまって、マイクを持って活動しているだけでも、左腕ばかり鍛えられてしまうんです。そのあたりのバランスを整えることは難しかったのですが、トレーナーの方が細かく考えてくださったので、整えることができました。
― 重点的に鍛えていた部分はありますか?
富田:背中です!写真ではあまり伝わらないかもしれないのですが、こだわったポイントの1つです。裏表紙にバックショットを使っていただいているので、そこで見ていただけたらと思います!
― 体作りをする上で、理想像や目標はあったのでしょうか?
富田:「こういう感じにしたい」というのはあまり決めず、引き締めるところは引き締めたい、というくらいの目標でやっていました。自分でも、「鍛えたら逆にどこまでいけるんだろう」とワクワクしていて(笑)。
でも、1番のモチベーションとなっていたのは、“最後は綺麗な姿でいたい”という気持ちだと思います。卒業が決まっていたので、最後にドレスを着たときに綺麗な姿でいたくて。
◆自身と向き合い新たな発見「より自然体に笑えるように」
― 先行カットでも、透明感のあるお肌が注目を集めていましたが、スキンケアなど美容面で意識していたことはありますか?
富田:私は手を加えすぎてしまうと肌荒れしやすいタイプなので、シンプルなスキンケアを心がけていました。メイクさんにアドバイスをいただきながら、毎日ではなく2~3日に1回パックをしたり、セルキュア(美顔器)を使ってクレンジングをしたりしていましたね。顔だけではなく全身のケアをしたかったのですが、マッサージは直前に1回行ったくらい。毎日のケアはスキンピールを手足に塗るくらいにしてました。色々教えていただきながらケアをしたかいもあって、綺麗な状態で写真集の撮影に臨めたので良かったです。
― 肌質を理解した上でケアをされていたんですね。写真集の準備から撮影まではご自身と向き合う期間になったと思いますが、新たに発見できた魅力や、改めて好きになれた部分などがあれば教えてください。
富田:自然な笑顔や少女感のある表情は、意識して出せるものではなんだなという発見がありました。より自然体に笑えるようになった気がしています。旅がテーマの写真集なので、初日から最終日までの一連の旅をそのまま写真集にしているのですが、初日のカットから最終日のカットになるにつれて、表情がだんだんほぐれているのも見どころの1つなんです。最終日にかけての“開放感”は、自然と出たものなのかなと思います。
★インタビュー後編では、卒業セレモニーを終えた心境や同期への思い、夢を叶える秘訣などについて聞いている。(modelpress編集部)
PHOTO:矢沢隆則
◆富田鈴花(とみた・すずか)プロフィール
2001年1月18日生まれ、神奈川県出身。身長は165.2cm、愛称はすーじー。2017年8月に「けやき坂46追加メンバーオーディション」に合格し、2018年より、けやき坂46(のちの日向坂46)二期生としての活動を開始する。グループ屈指の歌唱力の持ち主としても知られ、2023年にはミュージカル「ヴィンチェンツォ」でヒロインを演じ、2024年には「千鳥の鬼レンチャン」(フジテレビ)内の名物企画「サビだけカラオケ」で、女性アイドルとして初めて鬼レンチャンを達成。2025年にも日向坂46高橋未来虹(※「高」正しくは「はしごだか」)とタッグで達成し、ソロ、タッグとアイドル初の2冠を獲得する。2025年5月3日、14thシングル「Love yourself!」の活動をもって、日向坂46を卒業することを発表した。
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