◆「少年忍者 LIVE 2025 This is 忍者」
29公演で約66,700人動員する同ライブ。16人体制初の単独ライブとなる少年忍者(田村海琉、織山尚大、川崎皇輝※「崎」は正式には「たつさき」、内村颯太、黒田光輝、檜山光成、久保廉、元木湧、北川拓実、青木滉平、安嶋秀生、ヴァサイェガ渉、瀧陽次朗、山井飛翔、長瀬結星、豊田陸人)と、21人のフレッシュジュニアの総勢37人が創り上げる真夏の物語が幕を開けた。
◆少年忍者“和”のパフォーマンスで魅せる
開演前の影アナからわちゃわちゃとした空気で観客を温めると、きらびやかな白衣装を纏った16人が登場し、「Dreamers」がスタート。青ジャケットへの早替えからKis-My-Ft2「Tell me why」リミックスで一気にギアを上げ、「太陽の笑顔」では37人が一斉に歌い踊り、川崎の「声出せるよね!? いくよー!」という煽りでさっそくボルテージを高める。
入所間もないジュニアの「少年忍者のことを教えてよ」という声から始まったストーリー仕立ての回想パート。スクリーンにはまだあどけない少年忍者の姿が映し出され、これまでの軌跡を辿っていく。そして、初の単独公演を行った2019年春から続く“和”のコーナーへ。Hey! Say! JUMP「Beat Line」に合わせ、太鼓・タップ・スネアを駆使した“和”を感じるリズミカルな唯一無二のパフォーマンスで魅了した。
MCでは織山が「2019年のクリエのタップ太鼓をオマージュした」と演出について語り、ライブロゴの「忍者」の文字を200枚書き上げたエピソードを披露。グッズ制作に携わった青木は、うちわやステッカー、忍コレクションカードなどアイデアが詰まった商品を紹介した。
◆少年忍者、涙&笑顔のエンディング
賑やかで楽しいオリジナル楽曲「Amazing Summer」「Merry Very Go Round」のほか、ソロやユニットステージなども展開。ヴァサイェガは少年隊「狂いかけた歯車」、元木&内村はSixTONES「DRAMA」、川崎&北川はKing & Prince「なにもの」、青木&安嶋&山井は WEST.「100% I Love You.」、黒田&檜山&田村&瀧はKAT-TUN「SHE SAID…」、織山&長瀬&豊田はKing & Prince「HEART」、久保はSMAP「オリジナルスマイル」。
ダイナミックなアクロバットで体力の限界に挑んだ「PSYCHO」のあとは、16人それぞれがナレーションで夢を語る。冒頭の演出に繋がる形で、川崎と入所間もないジュニアが再びステージに姿を現す。「本当に楽しい思い出ばかりだなぁ」とこの日のライブで体現したグループの軌跡に感慨する川崎。「どこに行くの?」と尋ねられると、「僕達にもまだわからない。でも僕たち一人ひとりは夢があって、それぞれ未来がある。もちろん辛いこともあるし、悲しいこともある。当たり前だった景色も、いずれ当たり前じゃなくなる。でもね、絶対夢を諦めちゃいけないよ。必ず誰かが見てくれているって僕は信じているから」と語り、グループの歴史が記された本をジュニアに継いだ。
そして、川崎の「行こう、新しい明日へ。新しい未来へ」という言葉を合図にスタートした「DREAMER」では涙を浮かべるメンバーも。
アンコールに応え、再び登場した一同。最後はSUPER EIGHT「今」で笑顔に。会場全体で「This is 忍者!」と叫び、約2時間の公演は幕を閉じた。
織山、川崎、元木、ヴァサイェガ、長瀬の5人が中心となって構成・演出を担当し、少年忍者ならではの魅力を全方向から詰め込んだ圧巻のステージ。少年忍者の歴史と未来を結び、16人体制の新たな航海を高らかに宣言する場となった。(modelpress編集部)
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