◆King & Prince 7thアルバム「STARRING」
16thシングル「HEART」、17thシングル「What We Got ~奇跡はきみと~」、リード曲「Theater」など全12曲が収録される本アルバムのテーマは“映画”。King & Princeの2人が一からコンセプトを考えた。収録曲を架空の映画館で上映される映画に見立て、ポスター・特報を完全オリジナルで制作。主演(=STARRING)も2人が務め、音楽と映画への愛が詰まったアルバムとなっている。
◆King & Prince、壮大なアルバムの注目ポイントは?
― まずはお二人からご挨拶をお願いいたします。
永瀬:改めまして、永瀬廉です!今日はみなさまお忙しい中、足を運んでいただきましてありがとうございます。今日はアルバムの発売に関してのイベントということで、「STARRING」というアルバムの良さを精一杯語らせていただけたらなと思います。よろしくお願いいたします。
高橋:みなさんこんにちは、高橋海人(※「高」は正式には「はしごだか」)です。今日はお忙しい中、お集まりいただき本当にありがとうございます。そして改めて「このアルバム、やばいな」と。今日に関しても「何をやってるんだ」とちょっと思っているところがありますけど(笑)、とにかく楽しくみなさんと今回のアルバムを盛り上げられたらなと思いますので、よろしくお願いします。
― 今回アルバムの注目ポイントをお聞かせください。
永瀬:テーマが映画ということで、SNSなどで広がってくれた「Theater」をはじめ、「HEART」や「I Know」など全12曲が収録されていて、そのうちの11曲それぞれに架空の映画を当てはめて、特報もポスターも作って…という、King & Prince史上今までにない、他のグループさんを見てもこれぐらいの規模感でアルバムを作ったグループはないんじゃないかなと思うくらいの本当に壮大なアルバムになっています。本当にアルバム全体が注目ポイントですね。
高橋:自分は表題曲の「Theater」が注目ポイントだなと思っていて。廉が言ったように、今回のテーマが映画になっていて、全曲に対して架空の映画があって、その主題歌という立ち位置で曲作りさせていただいて。中でも「Theater」は、全曲の映画が流れている映画館でずっと流れているテーマソングみたいな、「STARRING」のテーマソングみたいな曲になっています。楽曲制作をAyumu Imazuくんがやってくださって、振り付けまで携わってくれて。ファンクをベースとしたトラックに現代っぽい歌詞が織り交ざっていて、頑張っているみなさんを労ってハッピーにできるような、そんなパーティーチューンになっているかなと思います。
MVもニューヨークの方に撮りに行かせていただいて、僕たちは行ってないんですけど(笑)、チームが行ってくださって、ニューヨークを舞台にして。そこに今回撮っていた特報がたくさん織り交ざっている。自分たちのMVの中でも1番シーンがたくさんあって、観ている人を飽きさせないところがポイントになっているかなと思います。SNSでもたくさんの人が真似してくださったり、歌ってくれたりとかで、1億回以上も再生されていることに自分たちがびっくりしていて。
◆永瀬廉、高橋海人に突如「あれ、髪切った?」
― 11の楽曲に物語があるということで、その中で一つ選ぶのは難しいとは思うのですが、「特にこの作品のここに注目してほしい」「これが気に入っている」というものを教えてください。またそのときの撮影エピソードもあったらお願いします。
永瀬:「MODERN LOVE」ですかね。ポスターで言うと2人が寝転がっている、ちょっと夏っぽい感じの映画なんですけど、この撮影が楽しかったよね。海に行ったりとか…(高橋と目を合わせて)あれ、髪切った?
(会場笑いの渦に)
高橋:今(笑)!?よく気付いたね。ちょっとすいて、ほんの少し整えただけなんですよ。
永瀬:ちょっと髪切りました、みなさん!彼、今日のために~!
高橋:いいですよ(照れ)。ちょっと恥ずかしいです(笑)。
永瀬:髪切ってるよ!すごい!
高橋:「今日のために」とか言うと恥ずかしい(笑)。よく気付きましたね!さすが。
永瀬:すごいびっくりした今。
高橋:ありがとうございます(笑)。
永瀬:(報道陣へ)すみません、ちょっと驚いてしまって!撮影で海に行ったりとか、素敵なヴィラみたいなところ借りたよね。
高橋:そうね。
永瀬:プールがついているとこでちょっと夏を(感じた)。季節も結構暑い時期だったから、本当に夏っぽい撮影ができてすごい楽しかったですね。
高橋:曲は「HEART」だよね。
永瀬:そうそう。撮影はちょっと甘酸っぱさもありつつ、青春というか。
高橋:プールに飛び込んだり。
永瀬:そうそう。そういうところが楽しかったですね。
― 色合いも素敵でしたね。
高橋:そうですね。色のトーン感みたいなものはすごくチームのみんなで意識していて、「キンプリらしいカラーってなんだろう」ってたくさん話し合って落とし込んだなという思い出があります。
◆高橋海人、アルバムのために自ら“分厚い資料”作成
― そもそもこの企画を立ち上げたのはどういうきっかけ・経緯だったのでしょうか?
永瀬:1年以上前よね。
高橋:1年以上前ですね。「RE:ERA」(6thアルバム)が終わるタイミングで、「次のアルバム何にしようか」という話をしたんですけど、映画というテーマのものをずっとやってみたかったところはあって。ただこうやってアルバムに落とし込む上で、テーマ性と楽曲のバランスを取るのがすごい難しかったんです。でも自分たちがお芝居のお仕事もたくさんさせていただいて、ありがたいことに主演とかもやらせていただいて、「今のキンプリだからできることではあるか」と気付いて。「じゃあ逆に主題歌みたいな感じで落とし込んで、よりいろいろなエンターテイメントをたくさん作って、その先に音楽があったら、みんな深い解像度で自分たちの曲を聞いてくれるんじゃないか」というところが最初です。そこから自分たちの中で分厚い資料を作って、みんなにプレゼンをして。
― 自分たちで!?
高橋:はい、やりましたね。それを僕が作ってプレゼンをして、廉も乗ってくれて。
永瀬:そう、そこから話し合って「こうした方がいいんじゃないか」という案を入れてもらったりとか、海人が言っていたものをみんなでよりブラッシュアップして、この「STARRING」だったね。
― 11曲分の映像を撮るというのは、並大抵のことじゃないですよね…!
高橋:並大抵じゃなかったですね(笑)。やってみて気付きました。
永瀬:そう、並大抵のことじゃなかったですね。(それぞれの特報は)結構ちゃんと1~2分あるから、本当にある映画の特報と同じぐらいのサイズ感というか、むしろちょっと長いものもあったり。ちゃんと台本もそれぞれありましたし、あらすじも一つ一つしっかり書いてあったり、本当にそういうところから作り込んでいたので。お話も全部違うし、実際に作った・やっていた自分たちでもシンプルに「すごいな」と思うくらいのものでした。
― それぞれのお仕事があったり、音楽番組やコンサートなどもある忙しい中で、よくこれだけのものを作る時間をとれましたね。
高橋:そうですね。本当に身を削ってというか、1日24時間が本当に足りないなと思う1年で。廉もたくさんの作品に出ていて、自分もいろいろやらさせていただいて、その合間をずっと縫って、みんな気合い入れて、心が折れないように、心を鼓舞し合ってやっていたので。一つのアルバム制作にかける時間では絶対にない。それだけの期間を割いて心も込めて作っていました。
◆永瀬廉&高橋海人、2人での芝居に照れ
― 一番大変だったことは?
永瀬:特報を1日に3本とか、本当に朝から夜まで撮っていて。もちろん衣装も違うし、髪型も変えて。そのスケジュール感というか、「今これ何本目やったっけ?」「ようやく半分来たのね」みたいな、シンプルにそこが大変でした。
高橋:自分の中では、お芝居で廉と向き合うことがすごい大変でした。気持ちを切り替えるのが。めちゃくちゃ照れるんですよ!睨み合ったりするシーンとかもあったりして、カットかかった瞬間に目を背けちゃうというか(笑)。照れますね。お互いの作品の現場とかも知らないので…。
永瀬:そうね。でも逆に言うと、これでもうお互いお芝居してるので、なんか2人の映像作品とか来ても、もう照れなくなったのでそこは良かったかなと思いますね。
高橋:確かにね。この先大丈夫になったね。
永瀬:そう、この先はもう大丈夫。
― さっき髪を切ったことにはすぐ気付く一方で、映像作品を一緒にやるのは照れていたんですね。
高橋:めちゃくちゃ照れますね。
永瀬:うん。なんか役として目が合うってすごい照れるよね。
― このエピソードを聞いて、ファンの方もさらに楽しめそうですね。
永瀬:はい。多分ニヤニヤする人おるんじゃないかなと思いますね(笑)。
高橋:一番我慢したのは照れだったかもしれない。
永瀬:確かに。
◆50TA(狩野英孝)コラボで大きな反響
― 50TA(狩野英孝)さんとのコラボがすごく話題になっていますがいかがですか?
※収録曲「希望の丘」は50TAから楽曲提供。13日の「ロンドンハーツSP~50TAに超人気者から楽曲提供オファーが!!」(テレビ朝日系)にて制作過程やKing & Princeによる初パフォーマンスが放送され、特に「差し上げます」「頂きます」というファンとの振り付きコール&レスポンスが大きな話題に。
永瀬:50TAさんの楽曲は本当に僕らが期待していた以上のものというか、さすが「音楽界の革命児」50TAさんの曲だなと感じざるを得ないような楽曲で。
(会場で笑いが起きる)
永瀬:「めっちゃ良いね、あの曲!」「羨ましいわ!」みたいにWEST.の方々から言っていただいたり、友達からも「早く頂きたい」みたいなメールをいただいたりとか、それぐらいあの曲もみんなの元に届いていて、早く“頂きたがっている”人たちが多いんだなと実感しました。
高橋:自分は最初には楽曲を聞かせていただいたときに大爆笑したのとともに感動して。J-POPの歌詞で「差し上げます」「頂きます」ってなかったじゃないですか。「なんだこれは!」って思って。でも1曲を通すとなんかどんどん深く感じてくるというか、「気付いていない当たり前の幸せもたくさんあるよね」みたいな。そんな歌詞を書けて、さらにちょっとグッときたり、でも笑顔になれる、ハッピーな気持ちになれる楽曲作りができるというのが、本当にセンスのある方だなと思って。すごく光栄な機会だなと。だから本当に日本中の方々とコール&レスポンスしまくりたいなと思っています。
永瀬:確かに!
◆実際に映画化するなら?「考察界隈を唸らせたい」
― 特報をこれだけ作られた中で、実際に映画にして上映したい、もっと広げたいと思うものを教えてください。
永瀬:「君が誰で、僕が誰でも」という作品があるんですけど、あれは結構ミステリーで。雪山のあるコテージみたいなところでみんなで過ごしていたんですけど、殺人事件が起きてしまって、どうなる?みたいな。それの続きのストーリーがすごい気になって。本当にそういう機会があるならば、その物語を映画として撮って、真相を知りたいですね。
高橋:考察界隈を唸らせたいよね。
永瀬:そうね。
高橋:みんな考察したいじゃないですか、今。日本のみなさんって。
永瀬:はい。
高橋:唸らせたいですね。
永瀬:そうですね。じゃあ…「真実はいつもひとつ」(「名探偵コナン」の名セリフを決め顔で言い放つ)。
(会場を笑わせる)
― 高橋さんはいかがですか?
高橋:僕は「雷藤兄弟」という、50TAさんが作ってくださった「希望の丘」が主題歌になっている作品なんですけど、これは(2人が)兄弟の設定で。父親が亡くなってしまって、2人で父親が夢見てた「紙飛行機を飛ばして世界一を獲る」というのを叶えようとする。謎設定ではあるんですけど(笑)、撮らせていただいた特報の中でも割とアドリブ多めで、2人で口喧嘩をするシーンがあって。それをもっともっと長く、1時間ぐらいやりたいなと。普段罵り合うことがない僕らなので、なんか逆にちょっと気持ちいいというか、面白いなと思って、みんなに観てほしいなと思いました。
◆King & Prince、ファンへメッセージ
― この後、歌舞伎町の中心にお二人が降臨されますがいかがですか?
永瀬:新宿は本当にプライベートで来ることがなくて、歌舞伎町の今日歩くところも、僕、人生で2~3回目じゃないかなというレベルの場所なので、そういうところでKing & Princeとしてレッドカーペットを歩けるというのが、なんというか特別な道になりそうですね。この道に来る度に「こういうイベントやったんだな」と思い出されるようなイベントになればなと思います。
高橋:それにたくさんの海外の方も新宿の街に来られるじゃないですか。今日をきっかけに、チャンスに、いろいろな方が聞いてくれたらいいなという願いも込めさせていただいております。
― 今日はファンの方たちがレッドカーペットを見に来ていますが、改めてファンのみなさんにメッセージをお願いします。
高橋:これだけ自分たちが長い間料理してきた作品を、みんなが堪能しようとしてくれている気持ちもたくさん伝わってきて、嬉しいなって思ったり、頼もしいなって思ったり。すごい感謝ばっかの日々なんですけど、せっかくならもう自分たちのものを平らげるつもりで来てほしいなというか、楽しみ尽くしてほしいなと思っています。
永瀬:ファンのみなさまの反応がやっぱり一番気になりますし、嬉しいです。今回は本当にすごいことをさせてもらいました、スケジュールも含めて。本当にKing & Prince暇ではないので(笑)。(隣で高橋が笑う)みなさんに驚いてほしい、喜んでほしいという気持ち一心で頑張って「STARRING」というアルバムを完成させました。曲自体も素晴らしいので聞いていただきつつ、特報やポスターなどいろいろ楽しめるところの幅もだいぶ広いので、一つも余すことなく全部を堪能していただけたらなと思います。
★後編へ続く!
(modelpress編集部)
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