◆村山彩希、AKB48卒業後初の舞台単独初主演
『幕末純情伝』は、 「演劇界の風雲児」として知られ、没後数十年を経た今もなお、多くの俳優・観客を惹きつけてやまない劇作家・つかこうへいの名作。幕末の京都を舞台に、新撰組の沖田総司が実は女だったという、つかこうへいのユニークな着想のもと、1989年8月 PARCO劇場にて幕を上げて以来、幾度も舞台化されるたびに話題を呼んできた。
幕末の混沌の中で、ひとりの少女が“女であること”を武器に時代を駆け抜ける、壮絶で痛切な愛と革命の物語、『新・幕末純情伝』が、今夏 初の“ミュージカル”として生まれ変わる。「苛烈に時代に抗うエネルギー」が込められた、つかこうへいらしい過激なセリフ、ストーリーが、音楽に乗ることでどんな化学変化を起こすのか、劇中で歌われる曲にも注目だ。
混沌の幕末を、女であることを武器に駆け抜けた少女・沖田総司を、AKB48卒業後初、舞台単独初主演となる村山が演じる。グループ在籍時から“劇場の女神”と称され、表現力に定評のあった彼女が、つか作品という最も熱量の高い世界で、可憐さ、強さ、そして命を燃やすような情熱を携え、沖田総司を新たに体現する。村山は初主演を務めるにあたり、「沖田総司という強い女性を演じることで、今までにない自分に出会えるのではと感じています」とコメントを寄せた。
ただ可憐で儚いだけではない、愛し、裏切られ、叫び、剣を振るい、命を燃やす――そんなすべての感情を抱えた役どころを、アイドルとしてのキャリアを重ね携えた、” 強さ”と”しなやかさ”をどのように生かしていくのか。(modelpress編集部)
◆あらすじ
徳川260 年の泰平の世が崩れ去ろうとしていた、文久三年。武士になることを夢見て、京都へと向かう男たちの一団「新撰組」。武士を夢見た新撰組に、ひとり「女」がいた――その名は、沖田総司。剣を握り、愛と革命の渦に飛び込んだ少女の物語。
京の都では、勤皇と佐幕が入り乱れ、混沌の渦が巻き起こる。愛する土方歳三のため、刀を抜き、一人、また一人と勤皇の志士たちを斬ってゆく総司。そんな総司の前に、日本に新しい時代をもたらす男土佐の龍、坂本龍馬が立ちはだかり…。
裏切り、憎しみ、そして恋。幕末を駆け抜ける、熱く激しい愛の物語がいま始まる――!
◆コメント
まさか卒業後すぐにこんな大きなお仕事をいただけるとは思っていませんでした。不安もありますが、それ以上に楽しみな気持ちが大きいです。沖田総司という強い女性を演じることで、今までにない自分に出会えるのではと感じています。AKB48で培った経験を活かしながら、歌とダンス、そしてお芝居にも真摯に向き合い、新たな挑戦を全力で楽しみたいと思います!
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