◆平間壮一、井上瑞稀に「ちょっと恐れております(笑)」
本作で井上演じる主人公・星真一の兄・星光一を演じる平間。井上の“座長ぶり”はどうかと聞かれると「いや、もうすごいですね!助かってます!」と絶賛するも、井上は「嘘じゃん(笑)」と即座にツッコみ。平間は続けて「でも、黙っている姿がすごいどしっと構えてるようにも見えるんですよ。いろんなことを思ってるんだろうなっていう。だからちょっと恐れております(笑)」と笑いを誘った。これに「やめてください(笑)」と返答した井上に、平間は「なんかあったら言ってください」と投げかけ、仲の良さを垣間見せていた。
また、井上から出演者に話しかけに行ったのかという問いには、成河が「してないです(笑)」と回答し、井上も「してないですね~(笑)」と口に。しかし、成河は「でも、稽古最終日、本当かっこよかったですよ。そのまま黙々とやっていて、最終日にカーテンコールの位置とか確認して、最後にお辞儀する時に急になんか喋り出して…」と井上の行動を告白。「『スタッフの皆さん、本当にありがとうございました。皆さんでこのまま頑張っていきましょう!』って、初めてそんなこと言ったなみたいな(笑)」と明かした。
この発言について井上が「もうここしか言う場所ないと思って…」と呟くと、成河は「だから、ちゃんとそういうのを構築して考えながら、いつも狙いを定めている。
◆平間壮一、稽古の苦労明かす「大変って言いたくないけど…」
稽古中キャスト間の仲は良かったのかという問いかけには「いや、もうすごかったですね。稽古が大変でした(笑)。大変って言いたくないけど」と正直に応えた平間。成河は「自然に仲を深めて良くなっていった。いつの間にか、みたいな感じですね」と明かした。また、松田は「やることが多いからなんですよね。お芝居も、アクションも、コロスもそうだし…たくさんやらなきゃいけないことがあったからこそ、一致団結して和やかに進めたのかなと思います」と振り返った。
さらに、彩吹は「稽古の初めにまずワークショップを長くとっていただいたので、戦争についてや、その作品の中に出てくるワードに対してみんながどう思ってるかという宿題を出していただいて。みんながそれぞれ調べて、それをグループごとに発表し合って…。学生の気分をみんなで味わって、この作品を掘り下げたところが仲良くなれた要因だったような気がします。ありがたい時間でした」と回顧。
◆井上瑞稀主演舞台「W3 ワンダースリー」
1965年~1966年まで「週刊少年サンデー」(小学館)に連載された手塚治虫氏原作の本作は、誕生してから2025年で60周年を迎える名作。戦争、温暖化、食糧危機、地震やエネルギー不足など、自然と共存する上での多くの課題を抱えた地球で、手塚氏の目を通して“豊かさ”とは、“悪”とは、“正義”とは、を問いかける。(modelpress編集部)
◆公演詳細
・東京公演
日程:2025年6月7日(土)~29日(日)
会場:THEATER MILANO-Za
・兵庫公演
日程:2025年7月4日(金)~6日(日)
会場:兵庫県立芸術文化センター 阪急 中ホール
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