◆台湾のランドマーク「台北101」
台湾のシンボルであり超高層ビルの「台北101」。高さ508メートルと2004年の完成当時は世界一高いビルで、現在も観光客が訪れる人気観光地でもあります。
建物内には展望台やオフィス、レストラン、ショッピングモールなどが入っていて、多くの人で賑わいます。観光客に特に人気なのが89階と91階にある展望台。高さ382メートルの89階にある展望台は全面ガラス張りになっていて台北市内を見渡せます。
お土産屋さんもあって「台北101」の可愛いグッズも販売しているのでぜひ、チェックしてみてください。91階の展望台は屋外展望台になっています。
「台北101」の85階にある「捌伍添第85TD」はミシュランの星を獲得した経験を持ち、熱烈なファンもいる謝文(シェウェン)氏がシェフを務める中華料理レストラン。
お料理も魅力的ですが、85階からの絶景やレストランの雰囲気も最高です。著名人はじめ、地元の人から観光客まで訪れる大人気のレストランとなっています。写真右下の特製豚の蜂蜜仕立てや右上の特製五目チャーハンなどが代表的な料理です。
今回は特製ローストチキンなど個室で豪華なコース料理をいただきました。見た目も美しく、工夫が施された料理はどれも美味しいです。
海鮮入り卵白蒸し餃子 トリュフ風味は香り豊な飲茶で高級感があります。
鶏肉、小エビときのこの餅米包み揚げ青りんご仕立て・大根の千切り、小エビのサクサク揚げ白鳥仕立て・きのことフォアグラのカリカリ里芋団子と、見た目は可愛らしいのに使っている食材は豪華な一皿も登場。
デザートのヨンジーガムロウはマンゴーのスイーツでお腹いっぱいでもするする入る美味しさです。ぜひ食べていただきたい一品の一つ。サービスもしっかりしていて、絶景が眺められるのでラグジュアリーなひと時が過ごせるレストランです。
◆台湾屈指のパワースポットへ
台湾最強のパワースポットとして名高い「龍山寺」は観光客も訪れる人気スポット。1738年に創建された台北最高の寺院で仏教をはじめ道教など100以上の神様が祀られています。
縁結びや健康、開運、合格祈願など地元の人はじめ多くの人が参拝に訪れます。建物も煌びやかで見事です。
せっかくここにきたのなら、台湾式のおみくじもおすすめ。
私は、なんとありがたいことに、大吉を引きました!おみくじを引いた後には正殿の右側の通路にあるおみくじ解説所で日本語でおみくじの解説もしてくれますよ。
「龍山寺」の近くにある「剥皮寮歴史街区」では台湾の伝統的な雰囲気を味わえます。
清朝時代の古い街並みを保存したエリアでフォトジェニックな写真や動画も撮影できます。コンパクトなのでお寺を訪れた際にサクッと立ち寄ってみるのもおすすめです。
◆台北からショートトリップしてお茶の里へ
台北中心部からMRTとロープウェイなどを乗り継いで約1時間で到着するのが「猫空」。木柵(モクサク)地区という有名なお茶の栽培地にあり、風情ある茶屋館が立ち並びます。週末などには多くの台北っ子がお茶を飲みにくるスポットでもあります。
今回、訪れたのがロープウェイ猫空駅から徒歩25分のところにある「邀月茶坊」。年中無休24時間営業の茶芸館になっていて、この山奥に24時間オープンのお店があるのか・・・!と驚きです。
「邀月茶坊」には日本語メニューもあるので注文もしやすいです。
注文後は急須などのセットと台湾茶を淹れる方法も一緒に渡されるので説明に沿って自分たちでお茶を淹れるスタイルになっています。
自然に囲まれ、台湾らしい赤い提灯も情緒があります。
◆歴史的な問屋街でショッピング
乾物やカラスミ・フカヒレなどの高級食材、漢方薬、お茶などを販売する老舗がずらりと並ぶ迪化街はお土産選びやショッピングにぴったりの楽しいエリア。
歩いているだけでも目移りしてしまいますが、特におすすめはドライフルーツです。
たくさんお店がある中、どこで購入しようか迷ってしまいましたが、今回、私が購入したのは美味しいと評判の「富自山中」のドライマンゴーとクコノミ。
更には「澎玉191」(Jade Boat 191)のドライレモンは紅茶に浮かべてレモンティーにしたいと思い購入しました。
他にも台湾では市場の買い物袋として昔から使われていた丈夫な「漁師網バッグ」が人気で、お土産屋さんでもたくさん見かけます。迪化街にある「髙建」にも大小、カラフルな漁師網バッグが並び、多くの観光客が訪れます。
歩いていると、ある店舗では1回分のお茶セットなども販売しているのを発見!バラマキ土産にもピッタリですよね。
◆地元っ子に人気のサンセット&ナイトスポット
夕暮れに訪れたいのが海沿いにある「大稲埕埠頭」。
コンテナを改造した屋台、キッチンカーなどが並び、インターナショナルなお料理やお酒などのドリンクを購入できます。
海沿いにはテーブル席やカウンター席があり、夕日や海を眺めながらゆっくりと過ごせるのもこのエリアの魅力。日が暮れたらライトアップされ、夜市とはまた違うナイトライフを楽しめます。
いつもとは違う楽しみ方としては台北のローカル居酒屋「林美如海鮮熱炒燒烤酒場」で地元料理やビールで乾杯するのもひとつ。
焼き魚などの魚介も美味しいので、ぜひオーダーしてみてください。基本は大皿料理なので何人かとシェアして食べるのがおすすめです。
◆ローカルな雰囲気も味わえるエリアに滞在
今回、宿泊したのは台北市内にある4つ星ホテル「雀客藏居台北南港 CHECK inn Select Taipei Nangang」。
MRT板南線の昆陽駅から徒歩約15分と少し中心地からは離れているものの、コスパがよく、キレイで広い快適なお部屋に宿泊できます。近くにバス停もあり、そちらを利用するとさらに便利かもしれません。また、コンビニも近く、大手スーパーのカルフールは徒歩圏内、饒河街夜市までは2.3kmです。
外観はレトロで可愛い雰囲気ですが、お部屋はモダンなインテリアです。バスルームには大きいバスタブもついていて、お値段は手の届きやすい価格帯。長期滞在などにもおすすめです。
朝食には「永和豆漿(ヨンフートウジャン)」と言われる台湾定番朝食を食べてみてはいかがでしょうか。台湾の朝食としても有名な豆乳専門店です。
特に「鹹豆漿(シェントウジャン)」という、豆乳をお酢で固めたスープが人気。今回は滞在したホテルの近くにある「瑞客来永和豆漿信義店」を訪れました。
豆乳を使ったメニュー、台湾風クレープの蛋餅(ダンピン)、台湾おにぎりなどのローカルな朝食が楽しめますよ。
久々の台北訪問でしたが、伝統を残しながら、さらにパワーアップしておしゃれに進化していました。なんといってもグルメに買い物と、短いお休みでも気軽に満喫できるのも魅力ですよね。ぜひいつか旅行する際の参考にしてみてくださいね。(女子旅プレス/modelpress編集部)
※記事は女子旅プレスの調査及び主観に基づくものであり、店舗のサービスが保証されるものではありません。
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