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先日本誌で紹介したインターネット広告における新しい潮流である「成果報酬型マーケティング」の記事(<ネット広告の常識が覆る?>運用型も成果報酬が可能!ハイブリッド型成果報酬マーケティングとは?)が大変に好評で、嬉しいことに、多くの問い合わせをいただくことができた。
筆者自身、これまでネット広告といえば、「運用型広告」しか浮かばなかった。
そこで本稿では、読者からの要望を受けて、成果報酬型マーケティングとしては国内トップランカーとされる株式会社Macbee Planet(以下、マクビープラネット)に取材をし、担当者からリアルな現状を伺った。
今回ご対応いただいたのは、人事部長の髙橋祐司さん(以下、髙橋氏)。
(写真:取材にご対応いただいた株式会社Macbee Planet・人事部長の髙橋祐司さん)
まず、筆者が興味をもったのは、どのような人が働いているのか、である。もっと踏み込めば、新卒採用が多いのか、それとも転職組が多いのか?どういった属性の人が何を求めてマクビープラネットに勤めているのかに興味をもった。なぜなら、ネット広告やネットマーケティングの会社は大小問わず、無数にある。その中でも「成果報酬マーケティング」を中心とする同社をどのようにして知り、何に期待をしているのだろうか。
髙橋氏はその件については、次のように述べる。
「弊社は現在、従業員数182名です。それに対して、2025年4月期で売上高は516億円となっています。
髙橋氏によれば、マクビープラネットの高収益・高還元を可能としている背景には、同社のカバー対象が、特定の事業に留まらない「領域の広がり」を持っている点にあるのだという。
「当社では、プロフェッショナル人材と若手が相乗効果を生むことで、あらゆる領域にビジネスチャンスを見出し、挑戦を続けています。社員は迷いなく新しい領域へ飛び込めるように、「挑戦を後押しする空気」を作ることで、全方位への開拓精神を生み、高い実績を生んでいると確信しています」(髙橋氏)
高収益・高還元を実現させることで、成長意欲の高い人材が集まり、しかも、その社員たちに「新しい領域に躊躇なく飛び込める」社風づくりすることで、拡張・拡大を図るという方法論は、自身の市場価値を高めたいと考えている人にとっては魅力的だろう。
では、具体的には、どのような人がマクビープラネットの門を叩くのか。
広告業界はもともと、SEOだったり、映像制作だったり、SNS・・・などと単一サービスで勝負する企業が多い傾向にあるのだという。そのため、専門性は身につくが、クライアントの事業全体を俯瞰し、本質的な課題を解決する力は養われにくくなっている。それはサービス領域が豊富に見える大手企業でも実は同じで、分業が進んでいるがゆえに、個人の業務範囲は限定され、領域を越えた柔軟なスキル習得や、幅広い業務への関与は難しい場合が多く、他領域への部署異動は容易ではないのが現実だ。
髙橋氏によれば、こういった「縦割り」「壁」「狭い専門性」を取り払っていることが、プロフェッショナルな人材や成長意欲の高い人材がマクビープラネットに短期間で集まってくる要因であるという。
「私たちは単一事業ではなく、LTV(顧客生涯価値)の最大化に必要なあらゆる機能を、グループ内に複数保有しています。
「特定領域のプロ」から「マーケティング全体のプロ」へ、というわけだ。しかも、今後も成長が期待される成功報酬マーケティングである。鼻のきくビジネスマンであれば、食指が動くだろう。
<キャリアは「待つ」ものではなく「創る」>
マクビープラネットは現在、事業拡大フェーズにある。グループ会社はすでに10社以上になり、今もなお新しい事業が生まれ続けている。組織が拡大するということは、それだけ「解決すべき課題」と「責任あるポジション」が次々と発生することを意味する。
「社歴や年齢は関係ありません。成長意欲が高い人であれば、入社直後から大きな裁量を持っていただける環境があります。
次に、新卒組はどうか。転職組が着実にパフォーマンスを上げていることはわかったが、新卒でマクビープラネットに就職した人たちの現状はどうなっているかについて聞いた。
「当社は転職組だけが活躍しているわけではありません。創業期から会社を支える新卒入社社員も、営業部長や役員として経営の中枢を担っています。 例えば、創業初期からのメンバーである女性社員が、いまやグループ会社の執行役員として経営の一翼を担っていたり、新卒で入社した5年後にグループ会社の代表取締役社長になった社員もいます。最近だと、入社2カ月で新規事業部の立ち上げメンバーに抜擢されたメンバーもいます。新卒社員が活躍できることも、弊社やこの業界の特徴ですね」(髙橋氏)
髙橋氏からすこし驚いた話も聞いた。なんと、中には、入社1年経たないうちに事業部長になり、分社化した新会社に参画し、現在ではその新会社の取締役を担っている人がいるのだという。
「結果を出せば、相応の評価をしてくれる会社」ということを常に会社として意識して、社員のモチベーション向上に努めているそうだ。この企業風土には流石に驚かせるが、こういったことが成果報酬マーケティング業界の近年の成長を支えているのだろう。
<「まずはやってみる」文化が人を育てる>
最後に、髙橋氏は組織の「熱量」について次のように力説してくれた。
「新卒入社社員の成長速度と、転職組の知見が起こす化学反応は重要です。
今回、成功報酬型マーケティング業界の雄であるマクビープラネットを取材して痛感したことは、細かい業務やテクニックよりも、むしろチャレンジ精神をもった社員を生み出す企業風土の重要性だ。
同社が大切にしているのは、知名度や表面的な印象ではなく、その場所が本当に自分の熱量を注げる環境かどうかであるという。髙橋氏は表面的なイメージにとらわれず、事業の広がりや中身を深く知ることで初めて、見えてくるものがある、という。なるほど、それこそが、次のステップを踏み出すうえで一番大切なことではないだろうか。











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