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2022年7月29日にグローバルX 日経225 カバード・コール ETF(プレミアム再投資型)(銘柄コード:2858)が新規上場することから、この新しいETFの特徴、組成や設定のねらいについてご紹介いたします。

基本情報

銘柄名・コードグローバルX 日経225 カバード・コール ETF(プレミアム再投資型)(2858)ファンドの特色日経平均株価を原資産とするカバード・コール戦略のパフォーマンスを表す「日経平均カバードコールATMインデックス」との連動を目指すETFです。対象指標日経平均カバードコールATMインデックス対象指標の概要日経平均カバードコールATMインデックスは、日経平均株価(日経平均)を原資産として、1ヵ月ごとに新しく期近のコール・オプションを売り建てる「カバードコール戦略」を行なった場合の収益を表す指数です。

具体的には、各限月の取引最終日翌日(SQ日)に日経平均のコール・オプションを清算するとともに、原資産である日経平均とほぼ同じ水準の権利行使価格で、新たに直近限月となった日経平均のコール・オプションを売り、そのプレミアムを理論上再投資した形となっています。計算期間毎年4月25日~10月24日、10月25日~翌4月24日
(※最初の計算期間は2022年7月27日から2022年10月24日まで)分配金支払基準日毎年4月24日、10月24日(年2回)管理会社Global X Japan株式会社信託受託会社三井住友信託銀行株式会社売買単位1口単位信託報酬0.275%(税込0.3025%)以内上場日2022年7月29日(予定)

新しいETF組成の思い

グローバルX 日経225 カバード・コール ETF(プレミアム再投資型)は日経平均株価を原資産とするカバード・コール戦略のパフォーマンスを表す「日経平均カバードコールATMインデックス」との連動を目指すETFです。

カバード・コール戦略とは、原資産(当ファンドの場合、日経平均株価構成銘柄)を保有しつつ、コール・オプションを売却する戦略のことで、コール・オプションの売却により得られるオプション・プレミアムが主な収益源となります。2022年6月現在、国内上場のETFには存在しない投資戦略であり、ミドルリスク/ミドルリターンの特徴を持つ商品として投資家の皆さまに新たな投資機会をご提供できると考え、当ファンドを組成するに至りました。

新しいETFの特徴

今回新しく上場する「グローバルX 日経225 カバード・コール ETF(プレミアム再投資型)」は、原則として、日経平均株価構成銘柄に投資を行うとともに日経平均株価を対象とするコール・オプションを売却するカバード・コール戦略を構築します。

当戦略は日経平均株価の上昇による値上がり益を放棄する一方、オプションの売却によって得られるオプション・プレミアムが主な収益源であり、相場が膠着する局面で着実に収益を積み上げることができるとともに、相場の下落局面においてはオプション・プレミアム分がクッションとなり、日経平均株価の下落による損失を軽減させるという特徴があります。

【カバード・コール戦略の損益イメージ】

(1)上昇相場の場合
収益はコール・オプションの売却によるオプション・プレミアムのみとなり、原資産(日経平均)の上昇による収益は放棄。

2858:グローバルX 日経225 カバード・コール ETF(プレミアム再投資型)


(2)横ばい相場の場合
オプション売却のプレミアム獲得によってパフォーマンスに寄与。

2858:グローバルX 日経225 カバード・コール ETF(プレミアム再投資型)


(3)下落相場の場合
カバード・コール戦略はオプション・プレミアムを獲得する分、指数下落による損失は軽減。

2858:グローバルX 日経225 カバード・コール ETF(プレミアム再投資型)


※上記はカバード・コール戦略構築時の原資産価格およびコール・オプションの権利行使価格がともに50とした場合のイメージ図です。
※上記は、当ファンドの投資成果を示唆または保証するものではありません。

連動指標のパフォーマンス

【日経平均カバードコールATMインデックスのパフォーマンス推移】

2858:グローバルX 日経225 カバード・コール ETF(プレミアム再投資型)


【暦年別の騰落率】

2858:グローバルX 日経225 カバード・コール ETF(プレミアム再投資型)
(出所)日本経済新聞社のデータを元にGlobal X Japanが作成
(期間)2017年6月30日~2022年6月30日
※上記はトータルリターン(配当込)の指数を使用しています。
・上記は、過去の実績・状況または作成時点での見通し・分析であり、将来の市場環境の変動や運用状況・成果を示唆・保証するものではありません。また、税金・手数料なども考慮しておりません。

【参考情報】
● 情報ベンダーコード
(ETFコード)
Quick:2858/T、Bloomberg:2858 JT Equity、Refinitiv:2858.T
(対象指標)
Quick:S101#ATM/NKNJ、Refinitiv:.N225CAP

● 対象指標の算出要領

https://indexes.nikkei.co.jp/nkave/archives/file/nikkei_225_covered_call_atm_index_guidebook_jp.pdf

※指数のディスクレイマーについては下記をご参照ください。
(1)「日経平均カバードコールATMインデックス」は、株式会社日本経済新聞社によって独自に開発された手法によって、算出される著作物であり、株式会社日本経済新聞社は、「日経平均カバードコールATMインデックス」自体及び「日経平均カバードコールATMインデックス」を算定する手法、さらには、「日経平均カバードコールATMインデックス」を算出する際の根拠となる「日経平均株価」に対して、著作権その他一切の知的財産権を有している。
(2)「日経」及び「日経平均カバードコールATMインデックス」を示す標章に関する商標権その他の知的財産権は、全て株式会社日本経済新聞社に帰属している。
(3)グローバルX 日経225 カバード・コール ETF(プレミアム再投資型)は、投資信託委託会社の責任のもとで運用されるものであり、株式会社日本経済新聞社は、その運用及びグローバルX 日経225 カバード・コール ETF(プレミアム再投資型)の取引に関して、一切の責任を負わない。
(4)株式会社日本経済新聞社は、「日経平均カバードコールATMインデックス」及び「日経平均株価」を継続的に公表する義務を負うものではなく、公表の誤謬、遅延又は中断に関して、責任を負わない。
(5)株式会社日本経済新聞社は、「日経平均カバードコールATMインデックス」及び「日経平均株価」の計算方法など、その内容を変える権利及び公表を停止する権利を有している。

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