現金派・キャッシュレス派それぞれの財布の中に入っているお金はいくら？

現金派・キャッシュレス派 それぞれの財布の中に入っているお金...の画像はこちら &gt;&gt;かつて支払い方法は現金しか選択肢がなかったが、現在ではクレジットカード、QR・バーコード決済、電子マネーなど多くの方法がある。ポイント還元率や利便性などを考えて支払いごとに決済方法を変更している人も多いだろう。「現金派」「キャッシュレス派」それぞれの財布の中に現金はいくら入っているのだろうか。全国の20～40代の会社員1111人を対象に調査した。Q1. 普段の支払い方法でもっとも多いのはどれですか？現金 25.3％QR・バーコード決済 36.6％電子マネー 11.0％クレジットカード（デビットカード含む） 27.0％その他 0.1％キャッシュレス決済である「QR・バーコード決済」「電子マネー」「クレジットカード（デビットカード含む）」を合わせると74.6％になった。20～40代という比較的若い世代だからか、キャッシュレス派が4分の3を占めている。中でも一番使われているのは「QR・バーコード決済」だ。財布を出すことなくスマートフォンで手軽に決済できるから人気なのだろう。現金派は25.3％で全体の4分の1ということになる。キャッシュレス決済の仕組みがよくわからず不安で使わないのかもしれないし、現金の方が使った額がわかるので安心という考えもあるのかもしれない。Q2. 常に財布の中に入っているお金は平均いくらくらいですか？（現金派）5,000円未満 22.5％5,000円～1万円未満 27.0％1万円～3万円未満 28.6％3万円～5万円未満 6.4％5万円～10万円未満 1.4％10万円以上 2.8％決まっていない/わからない 6.0％答えたくない 5.3％Q1で「現金派」と答えた方に常に財布の中に入っているお金の平均額を聞いてみた。「1万円～3万円未満」が28.6％でもっとも多く、それに続くのが「5,000円～1万円未満」で27.0％、「5,000円未満」で22.5％という結果だ。「1万円～3万円未満」は非常事態に対応できるように現金を厚めに持っている様子がうかがわれる。「1万円未満」が全体の半数ほどいた。もしものときはクレジットカードを使うか、ATMでお金を下ろしているのかもしれない。「現金派」でも5万円以上の高額は持ち歩かない人が多いという結果となった。Q3. 常に財布の中に入っているお金は平均いくらくらいですか？（キャッシュレス派）5,000円未満 17.2％5,000円～1万円未満 32.7％1万円～3万円未満 31.0％3万円～5万円未満 9.5％5万円～10万円未満 2.8％10万円以上 2.4％決まっていない/わからない 3.3％答えたくない 1.1％Q1で「キャッシュレス派」と答えた方に常に財布の中に入っているお金の平均額を聞いてみた。もっとも多かったのは「5,000円～1万円未満」の32.7％で、「現金派」より財布の中身が薄い印象だ。次に多かったのは「1万円～3万円未満」の31.0％で、「キャッシュレス派」にしては財布に現金を厚めに入れている印象を受けた。また、3万円以上を入れている人の割合も、キャッシュレス派の方が多いという意外な結果であった。現金を財布に入れていてもほとんど使わないので減らないだけなのかもしれない。今回の調査は、全国の20～40代の会社員1111人を対象にしたものである。そのうち4分の1の人が「現金派」で、4分の3の人が「キャッシュレス派」という結果だ。「現金派」の人の財布の中身は「1万円～3万円未満」がもっとも多く、「キャッシュレス派」の人の財布の中身は「5,000円～1万円未満」がもっとも多いという結果になった。「現金派」は「キャッシュレス派」よりは財布に入れている金額が多いが、ことさら財布を厚くしているという結果ではなかった。〈あわせて読みたい！〉手元にお金がなくても買い物できる「後払い決済」の注意点収入が低い人ほどキャッシュレス化できないのは本当か（日野りえ）「お金に関するアンケート」調査方法：インターネットによる調査調査時期：2022年10月調査対象：全国20～40代の会社員有効回答数：1111件