今年5月、新潟県上越市内の小学校で、国語の授業中に消しゴムに鉛筆をさして遊んでいた児童の腕に鉛筆を押し当てる体罰をしたとして、50代の男性教師が減給1か月の懲戒処分となりました。

減給1カ月の懲戒処分となったのは、上越市内の小学校に勤務する50代の男性教師です。



男性教師は今年5月、自身が務める上越市内の小学校で、国語の授業中に消しゴムに鉛筆をさして遊んでいた児童に対し、注意を促しても遊びをやめなかったことから、右腕を掴み、鉛筆を前腕部に押し当てる体罰をしました。児童にケガはありませんでした。

県教育委員会によりますと、男性教師は被害にあった児童のクラスの国語の教科担任を務めていて、体罰をした理由について「鉛筆をさして遊ぶことの危険性を教えるために鉛筆を押し当てた」と話しているということです。

児童やその保護者にはすでに謝罪しているといいます。

男性教師は2020年にも児童への体罰で減給1カ月の処分を受けていました。

県教育委員会は県内の各市町村に対し、注意喚起を行い、再発防止を図っています。

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