新潟県長岡市の商店街で地元の中学生が商店街を活性化しようと、自らが考えた企画を披露するイベントが開かれました。
9月25日、アオーレ長岡で行われていたのは、地元の中学生による商店街の活性化を目指すプレイベント。
新潟大学附属長岡中学校は独自の教科“ものづくり科”を展開していて、イベントでは授業の一環として、長岡駅前のすずらん通り商店街に多くの人を呼び込むためのアイデアを披露しました。
この日はあいにくの天気のため、商店街近くのアオーレ長岡に顔はめパネルや輪投げなど無料で楽しめる縁日が設置されました。
【子ども】
「おもしろかった」
ほかにも…
【高濱優生乃アナウンサー】
「ずらりと並んでいるのは、生徒たちがオリジナルで考えたすずらん通り商店街のお店のポップです。写真やイラストが施されていて非常に分かりやすいです」
ポップは27日のイベント本番で商店街の各店舗の前に飾られ、訪れた人により深く店を知ってもらう狙いです。
若い世代ならではのアイデアはまだまだ。
【生徒】
「『ブティックあいに行く』とあるが、『ブティックあい』はすずらん通り商店街にあるお店。それが関係あるマスを作ってゴールにつなげる」
自分ですごろくを作るコーナーでは、店舗の説明が書かれたカードを使い、生徒が店の特徴を説明。参加した人は店の特色を知りながらすごろくを楽しめます。
さらに、商店街には塗り絵などのブースも開設され、通りがかりに楽しむ人の姿も見られました。
【街の人】
「いいですね。楽しいと思う。もっと人が集まってくれればいいと思う」
これまでも授業で商店街を訪れ、事前学習を重ねてきた生徒たち。
【新潟大学付属長岡中学校3年 遠藤色羽さん】
「すずらん通り商店街は、お店の人やお店がすごく個性的で温かい。地域との関わり方も大切にしていて、すごいいいところ。もっと知ってもらいたいなと思ったので、このイベントで、イベントが終わってからも、すずらん通り商店街に自分たちが訪れたりして、県の人に魅力を知ってもらいたい」
【写真館こばやし 小林雅俊さん】
「実現可能かどうか枠にとらわれず、すごく自由な発想で考えてくれた。その自由な発想がすごくおもしろいなと思って、私自身も刺激になった。この取り組み、色んな人に注目していただければ」
若い視点で商店街の盛り上げに!イベントの本番は9月27日に行われます。