テレビ朝日の田中萌アナ(32歳)が、2月4日に放送されたニュース番組「ABEMA的ニュースショー」(ABEMA)に出演。「食レポがなくなって欲しい。
アンジャッシュ渡部さんの味覚が欲しい」と本音を吐露した。

番組はこの日、他人と味覚を共有できる装置を紹介。味覚の傾向に関するアンケートを答えると、装置が味覚感度を分析し、どのような味覚によって「美味しい」「酸っぱい」と感じているかが明らかとなる。その上で、料理そのものの味ではなく、それぞれの舌で感じている味を液体として生成することで、他人がどのような味覚によって「美味しい」と感じたのかを共有できるというもの。将来的にはテレビで食レポしている人の味覚データを提供することによって、視聴者もその味を体験できることが期待されている。

この味覚共有システムを、「食レポが苦手。
早くなくなって欲しい」と語る田中萌アナが体験した。

子どもが「酸っぱい」と感じたトマトスープの味覚を再現すると、田中アナは「美味しいですよ」とポツリ。子どもは大人よりもトマトの酸味を感じやすいことから、担当者が「いつも食べているスープより、酸っぱいとかしょっぱいとかないですか?」と慌てると、田中アナは「……もう少し酸味があってもいいのかな?」と自信なさげに応じた。

また、田中アナは「この装置によって、一生懸命食レポしなくても伝わるようになるかも。テクノロジーの力で“食レポ問題”が解決されるなら、しちゃいたいと思います」と笑顔で語った。

このVTRを見た番組MCの千原ジュニアは「食レポ禁止や」とバッサリ。
続けて「子どもは舌が敏感やから、酸味や塩味を感じやすいんや」と伝えると、田中アナは「そうなんだろうなって分かっていたけど、あの時は全く表現できなかった(笑)」と苦笑いを浮かべた。

さらに「体験してみたい“あの人・あのシーン”の味覚・味は?」とスタジオトークを展開すると、田中アナは「アンジャッシュ・渡部建さんの味覚があれば、私も食レポのキラーフレーズがポンポン出てくるんじゃないかな?」と前のめりでコメント。

これに、ジュニアは「味覚と語彙力は別でしょ!あなたの場合は味覚がないんじゃなくて、サービス精神がないだけや(笑)」とツッコミを入れ、笑いを誘った。