和歌山北中部に位置する橋本市の“ご当地カレー” 『ひねキングカレー』。橋本商工会議所が昨年11月11日に発売し、このほどちょうど1年経って販売数が1万食を突破したことを記念したキャンペーンが現在、実施されている。

“ひね”は、鶏のひねどり(親鳥)で、橋本では昔、卵を産みづらくなったひねどりの肉を料理し、お客さんにふるまう習慣があった。これに着目した同商工会議所が、2010年3月から“橋本ブランド”のメインとして、ひねを使った料理の開発に取り組み、ひねのから揚げや串焼きをはじめ、「ひね鶏の香りあげピピ・レイ風」といった西洋風のメニューも登場。ひねのメニューは現在、市内各地のレストランや居酒屋などで提供されている(※メニューは店ごとに異なる)

ちなみに、「ひねキング」とは、ひね料理とともにデビューしたキャラクター。以前、ニッチーの記事でも紹介したが、やや強面でインパクトある独特の雰囲気をかもし出しつつ、イベント会場などで着ぐるみが登場すると“ひよこシスターズ”とともに華麗なダンスを披露する。

【参考】
和歌山・橋本のご当地グルメ「ひね」 ユニークなゆるキャラも

一方、ひねキングカレーは、レトルトカレーとして橋本市内の店舗やインターネットで販売。骨つきのひね肉が丸ごと1本入っており、カレーのマイルドな味とやわらかいひね肉の両方が手軽に楽しめて満足度は高い。
税込630円。橋本商工会館のレストラン「ラポール」では、ひねキングカレー(サラダ付)を味わうことができる。

今回のキャンペーンでは、期間中、特製の「ひねキングスコップスプーン」を、ひねキングカレー5個(※キャンペーン対象商品のみ)を購入した先着300名に各1本プレゼントする。12月21日まで。スプーンがなくなり次第終了なので、お早めに!


橋本のご当地メニュー「ひね」(橋本商工会議所)

(Written by Aki Shikama)

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