9月20日に公開された会員制サイト「CLUB MITSUBISHI ELECTRIC」のスペシャルコンテンツ「これからの和食を考える」にて、正月に食べるお雑煮が地方によってまったく異なることがひと目でわかる「日本全国お雑煮マップ」を公開している。

関東の人にとってのお雑煮は、かつおだしのすまし汁に鶏肉や小松菜、そして焼いた角餅が入ったものが一般的。
いっぽう奈良県では丸餅を白味噌に入れたものが一般的とされているが、驚きがあるのはやはり鳥取県と香川県。
鳥取県では煮た丸餅に小豆汁。これは関東ではおしるこ、関西ではぜんざいと呼ぶ料理のはずだ。そして香川県では、白味噌ながら餅はあんこ入りのものが一般的だという。汁や具はその他の地域の甘みのない雑煮とだいたい同じなのに、餅だけが腹にあんこを隠し持っているのだ。

それにもかかわらず、自分が食べているお雑煮について、同サイトが行ったアンケートによると46.3%もの人が一般的だと考えているのだとか。

他にも「これからの和食を考える」では、2万人以上の会員を対象にした和食に関するアンケートを実施。和食を食べることについて96.2%とほぼ全員が好きであると答えたのに対して、和食を作ることが好きかどうかについては44.3%にまで低下する。和食を作ることが好きではない理由として、やはり作る手間や時間、おいしく作ることが難しいといった家庭で和食を食べることの課題が浮き彫りとなっている。
 

同サイトでは、今後も和食に関する情報などを展開していく予定。


「これからの和食を考える」スペシャルサイト

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