日本でおなじみのコンビニが海外にもある。その1つが、タイの「ローソン108」だ。
首都バンコクの街中、また空港などにも出店する。


外観を見ると、日本にあるローソンと変わりないが、店名に「108」が付く。日本にある「ローソン100」は、店内で販売する商品が(ほぼ)100円均一という意味だが、タイでは意味が異なる。

実は、タイのローソンは2013年に進出し、2024年で11周年を迎えた。この進出時、タイですでに展開中のコンビニ「108SHOP」の運営業者と提携したことの名残という。


それでも、店内は「日本のコンビニ」を全面アピールする。が、よく見ると、日本にあるローソンとは微妙に異なるのがおもしろい。

例えば、串のセルフサービス。中身は焼鳥というより、串カツが並ぶ。


また、弁当も、丼に近い。しかし、タイにあって日本語で「お弁当」とある。白ご飯の上に取りの唐揚げなどが載っているスタイルも、タイ流だ。


店頭にある「おでん」は、日本、いやそれ以上のラインナップ。しかも、日本と同じ香りがし、食欲をそそられる。これも自分で取るセルフタイプ。

そもそも、常夏の国タイで、日本のおでんが人気なのも不思議。タイは日本食がブームなので、このおでんもタイ人にさぞ人気なのだろう。


タイでもう1つ人気が高いのが、焼き芋だ。しかも、サツマイモの品種「紅はるか」を大きくアピールする。タイのスーパーにも焼き芋を見かける機会は多く、日本で特に高くもない紅はるかの人気ぶりが異常なほど。


ほかに、日本のローソンとまったく一緒ではないが、「JAPAN TASTE」と銘打つ菓子パンコーナーもある。ほぼ日本のパンの味なので、ホテルなどの朝食などで使える。

「ローソン108」の店舗は、タイ国内で続々増えている。さらに、日本と同じレシピで作るフライドチキン「Lチキ」やローソンカフェ特製豆仕様のコーヒーなどを取り扱う旗艦店もある。
タイ旅行のついで、日本のローソンと比べてみるのも楽しいのでおすすめだ。

(Written by AS)



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