令和6年11月20日に市制施行70周年という節目を迎え、その先の未来に向けてさらなる発展を期する相模原市で、令和7年1月24日(金)に「“相模原の未来”に触れ、体験するプレスツアー」が開催されました。
これは、リニア中央新幹線の停車駅ができることで大きく注目を集めている相模原市の“リニア中央新幹線以外の相模原の未来”を伝えるイベントという事で、さらなる市の将来性や可能性が感じられるイベントとなりました。

市制施行70周年を迎えた相模原は少子高齢化により、主にドライバーやインバウンド需要に対応する人材の不足が予想されており、将来的な人口減少についても対応していく必要があると考えているとのこと。
30年後、市制施行100周年を迎えるその時に、街と社会がどのようになっているかを考える中で、圏央道や中央新幹線などの広域交通ネットワークを基盤に、次世代モビリティの活用による地域交通の充実に向けた検討を進めていることが説明されました。

そんなこの日は『相模原 SDGs EXPO』のメディア公開デーということで、相模総合補給廠一部返還地にて次世代モビリティ体験のイベントが開催されました。
今回、特に大きな注目を集めたのが“空飛ぶクルマ”を展示公開している株式会社AirXのブース。
ヘリコプターを運航するAirX(本社・東京)が所有するこの“空飛ぶクルマ”は中国製で、16個のプロペラで約30キロの飛行が可能との事。現在は無人での試験飛行を重ねながら、国内での実用化をめざしている状況。
垂直状態での離着陸が可能なので、少し広めの庭があれば将来的に一般住宅に置いておくことも可能だそう。
まさに未来がすぐそこに迫っていることを感じさせるモビリティの一つですね。

 
「歩く」をアシストする、トヨタのモビリティ『C+Walk』
他にも、トヨタのモビリティ『C+Walk』なども展示されていました。
「C+Walk」は、トヨタ自動車が開発した歩行をアシストする電動モビリティで、人の歩く速さで移動できるため、歩行者と並んで会話しながら移動することも出来る優しい乗り物だそうです。

 
相模原市の本村賢太郎市長
今回のイベントには現地に隣接する市立向陽小学校の6年生約130人も校外授業として参加しており、様々なモビリティに目をキラキラさせながら触れている様子も印象的でした。
また、本村賢太郎市長も登場し、今回イベントについてや相模原市の取り組み、市への思いなどについて語り、相模原市という町に対して非常に将来性を感じさせる時間となっていました。



【今回のイベント参加事業者と出展モビリティ】
●株式会社 AirX 
・空飛ぶクルマ「EH216‐S」 
https://airx.co.jp/

●EVジェネシス株式会社  
・EV三輪車 「3RUOTA」 
https://ev-genesis.co.jp/

●OpenStreet株式会社 
・歩行領域モビリティ「comove」
・電動サイクル「glafit」
https://www.openstreet.co.jp/
                       
●神奈川トヨタ自動車株式会社 
・電動モビリティ「C+Walk」 
https://toyota.jp/cwalkt/

・燃料電池自動車「クラウンFCEV」 
https://toyota.jp/info/crown_brand/crown/fcev/

・バッテリー式電気自動車「bZ4X(BEV)」 
https://toyota.jp/bz4x/

●株式会社ホンダカーズ神奈川西 
・次世代電動車椅子「WHILL」 
https://whill.inc/jp/model-r

・電気自動車 「N-VAN e:」 
https://www.honda.co.jp/N-VAN-e/


文:増田崇志



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