ぶどうの旬が終わらないうちにたくさん買ったものの、食べきれず傷みかけてる…そんなピンチにぴったりのレシピを発見しましたよ!それが、菓子料理研究家・藤野貴子さんのレシピ「まるごとフレッシュ煮」。旬のぶどうを、なんと皮付きのまま丸ごと湯煎して、フレッシュ感とジューシーさをギュッと閉じ込めちゃうそう。
【ぶどうのマリネ】作ろう♪口に入れると甘酸っぱい蜂蜜レモン感…か・ら・の巨峰の果汁ブシャ―!な件
家庭雑誌『家の光』の”果物”の作りおきレシピ♪
農家向けの月刊誌『家の光』は、「食と農」「暮らし」「協同」「家族」を柱に、暮らしに役立つ情報を紹介しているJAグループのファミリーマガジンです。創刊は大正14年(1925年)!なんと、100年前!
本日は、創刊100周年を迎えた『家の光』2025年7月号の別冊付録「野菜と果物がたっぷり!ささっと作りおきレシピ」の中で、菓子料理研究家の藤野貴子さんが紹介していた、”果物”の作りおき「ブドウのまるごとフレッシュ煮」を作ります。
作り方は簡単で、ぶどうを皮付きのまま、グラニュー糖などと一緒に湯煎にかけるだけ。鍋でコトコト煮るのではなく、湯煎で加熱するのが最大のポイント。ぶどうの皮を剥かず、まるごと湯煎にかけることで、旨味と香りをギュッと閉じ込められるそうですよ。
では、作ってみましょう。
ほぼ”ほったらかし”で超簡単!「ブドウのまるごとフレッシュ煮」を作ってみた!
材料と作り方はこちら。
【材料】作りやすい量
ぶどう…250g
グラニュー糖(果物の重量の30%)…75g
水(果物の重量の50%)…125g
レモン汁…小さじ1
ぶどうの種類の指定はなかったので、今回は「ピオーネ(種なし)」を使用。ちなみに、ピオーネは、甘味が強く、酸味とのバランスも良いのが特徴とのこと。
【作り方】
1. ボウルにぶどうを入れ、グラニュー糖、水、レモン汁を加えます。
種が気になる方は取り除いてくださいとのこと。手間ひまを考えると、種なしを使うのが良さそうです。
2. フライパンに湯(分量外)を沸かします。今回は、フライパンの底から2cmほどの湯を入れて沸かしました。
ラップをかけた1のボウルを20分湯煎にかけます。火加減は弱火(煮たてないように火加減を保つ)。
20分湯煎にかけるとこんな感じ。
プチっと皮が弾けています。
底に残ったグラニュー糖をヘラなどでやさしく混ぜます。
では、おひとつ、味見。
ひと口かじるとジュワッと甘いぶどうの果汁が溢れますが、皮ごと食べたので、ちょっと渋みがあります。それとまだ、グラニュー糖の甘味とぶどうの甘味がなじんでいないようです。
3. 2に再度ラップをかけ、さらに20分湯煎にかけます。火加減は弱火(煮たてないように火加減を保つ)。
トータルで40分湯煎にかけるとこんな感じ。
青梅を煮たときのような、ほんのり酸味のある香りがします。
4. 氷水(分量外)を入れたボウルに3のボウルを入れ、粗熱を取ります。
粗熱が取れたら、冷蔵庫で冷やします。
冷めたら、保存容器に移して、出来上がり。
温かいうちに保存容器に入れると果肉がくずれるので、冷やしてから保存容器に入れましょう。
ワインもしくはしょうゆに漬かっているように見えますね(笑)。
調理時間は、冷ます時間を除いて約40分。包丁でカットすることもなく、湯煎する際も、途中で一度混ぜるだけ、と”ほったらかし”なので、ぜーんぜん疲れませんでした。超・超・超簡単♪
ひと晩おく必要もなく、冷めたらすぐ食べられるとのこと。また、冷蔵庫で3週間ほどもつそうです。
今回は「ピオーネ(種なし)」を使いましたが、出来上がりはワインレッド色でした。
また、レシピの出来上がりと比べると、加熱時間が足りないような印象。ひと粒の直径が約3cmくらいの大きいものだったので、加熱時間を少し伸ばして、もう少しクタっとさせても良かったのかなとも思います。
では、食べてみましょう!
今回は、わたくしのオリジナルアレンジ、ロッテ「雪見だいふく」の上にのせて、フルーツ大福風にして食べてみることに。
ロッテ「雪見だいふく 秋限定お月見仕立て」購入価格:税込138円
ぶどうの切り口をみると、生のような瑞々しさがあります。
まずはそのまま、皮ごと、いただきます!
甘ーーーーーい!
瑞々しくて濃厚な甘味。そして、香り同様、青梅っぽい爽やかさを感じます。
生のぶどうのように食感もしっかりしていて、ジューシーな果汁感もあります。
20分湯煎にかけて味見した際に感じた”渋み”はなく、グラニュー糖の甘味とぶどうの甘味が融合し、濃厚な味わいに変化しています。
皮にも渋みがないし、皮もやわらかくて、わたし的には、皮ごと食べても違和感なし(気になる方は気になるかもしれませんが…)。
ズボラなので、皮も一緒に食べられるというのは◎。皮を剥く手間が省けて最高です。
続いて、「雪見だいふく」と一緒に。
間違いないおいしさ♡
フレッシュ煮の濃厚で爽やかな甘さに、雪見だいふくのクリーミーな甘さがプラスされ、背徳感を感じるほど甘いです(笑)。
そのまま食べても十分甘いので、甘いものと組み合わせると、かなり甘くなるようです。ただこの甘さが長期保存を可能にするポイント。ちょっと甘すぎるなというときは、無糖ヨーグルトなど、甘味のないものと組み合わせるのがいいかなと思います。ご参考までに。
ほぼ”ほったらかし”調理で簡単に作れる「ブドウのまるごとフレッシュ煮」は、生のぶどうが食べきれない、なんてときにも心強い作りおきレシピ♪ 旬のぶどうで作ってみてはいかがでしょう。
※記事内で紹介した商品は掲載当時の情報であるため、在庫状況、価格などが異なる場合がございます。
藤野貴子さん プロフィール菓子料理研究家。フランス料理のシェフの父と料理研究家の母の影響で、幼い頃からお菓子作りに興味を持つ。 大学卒業後は渡仏し、老舗レストランでパティシエールを務めながらフランス各地を回り本場の郷土菓子を学ぶ。帰国後、お菓子教室を主宰。
生だと日持ちがしませんが、おいしいうちに”作りおき”することで、冷蔵庫で3週間ほどもつそうですよ♪
【ぶどうのマリネ】作ろう♪口に入れると甘酸っぱい蜂蜜レモン感…か・ら・の巨峰の果汁ブシャ―!な件
家庭雑誌『家の光』の”果物”の作りおきレシピ♪
農家向けの月刊誌『家の光』は、「食と農」「暮らし」「協同」「家族」を柱に、暮らしに役立つ情報を紹介しているJAグループのファミリーマガジンです。創刊は大正14年(1925年)!なんと、100年前!
本日は、創刊100周年を迎えた『家の光』2025年7月号の別冊付録「野菜と果物がたっぷり!ささっと作りおきレシピ」の中で、菓子料理研究家の藤野貴子さんが紹介していた、”果物”の作りおき「ブドウのまるごとフレッシュ煮」を作ります。
作り方は簡単で、ぶどうを皮付きのまま、グラニュー糖などと一緒に湯煎にかけるだけ。鍋でコトコト煮るのではなく、湯煎で加熱するのが最大のポイント。ぶどうの皮を剥かず、まるごと湯煎にかけることで、旨味と香りをギュッと閉じ込められるそうですよ。
では、作ってみましょう。
ほぼ”ほったらかし”で超簡単!「ブドウのまるごとフレッシュ煮」を作ってみた!
材料と作り方はこちら。
材料
【材料】作りやすい量
ぶどう…250g
グラニュー糖(果物の重量の30%)…75g
水(果物の重量の50%)…125g
レモン汁…小さじ1
ぶどうの種類の指定はなかったので、今回は「ピオーネ(種なし)」を使用。ちなみに、ピオーネは、甘味が強く、酸味とのバランスも良いのが特徴とのこと。
【作り方】
1. ボウルにぶどうを入れ、グラニュー糖、水、レモン汁を加えます。
ブドウ
種が気になる方は取り除いてくださいとのこと。手間ひまを考えると、種なしを使うのが良さそうです。
2. フライパンに湯(分量外)を沸かします。今回は、フライパンの底から2cmほどの湯を入れて沸かしました。
お湯
ラップをかけた1のボウルを20分湯煎にかけます。火加減は弱火(煮たてないように火加減を保つ)。
ブドウ
ブドウ
20分湯煎にかけるとこんな感じ。
ブドウ
プチっと皮が弾けています。
底に残ったグラニュー糖をヘラなどでやさしく混ぜます。
では、おひとつ、味見。
ひと口かじるとジュワッと甘いぶどうの果汁が溢れますが、皮ごと食べたので、ちょっと渋みがあります。それとまだ、グラニュー糖の甘味とぶどうの甘味がなじんでいないようです。
3. 2に再度ラップをかけ、さらに20分湯煎にかけます。火加減は弱火(煮たてないように火加減を保つ)。
トータルで40分湯煎にかけるとこんな感じ。
ブドウ
青梅を煮たときのような、ほんのり酸味のある香りがします。
4. 氷水(分量外)を入れたボウルに3のボウルを入れ、粗熱を取ります。
ブドウ
ブドウ
粗熱が取れたら、冷蔵庫で冷やします。
ブドウ
冷めたら、保存容器に移して、出来上がり。
温かいうちに保存容器に入れると果肉がくずれるので、冷やしてから保存容器に入れましょう。
ブドウ
ワインもしくはしょうゆに漬かっているように見えますね(笑)。
調理時間は、冷ます時間を除いて約40分。包丁でカットすることもなく、湯煎する際も、途中で一度混ぜるだけ、と”ほったらかし”なので、ぜーんぜん疲れませんでした。超・超・超簡単♪
ブドウ
ひと晩おく必要もなく、冷めたらすぐ食べられるとのこと。また、冷蔵庫で3週間ほどもつそうです。
今回は「ピオーネ(種なし)」を使いましたが、出来上がりはワインレッド色でした。
雑誌で紹介されていたレシピの出来上がりは、もっと深くて濃い紫色だったので、巨峰を使ったのかなと思います。
また、レシピの出来上がりと比べると、加熱時間が足りないような印象。ひと粒の直径が約3cmくらいの大きいものだったので、加熱時間を少し伸ばして、もう少しクタっとさせても良かったのかなとも思います。
では、食べてみましょう!
今回は、わたくしのオリジナルアレンジ、ロッテ「雪見だいふく」の上にのせて、フルーツ大福風にして食べてみることに。
大福
ロッテ「雪見だいふく 秋限定お月見仕立て」購入価格:税込138円
大福
ぶどうの切り口をみると、生のような瑞々しさがあります。
大福
まずはそのまま、皮ごと、いただきます!
ブドウ
甘ーーーーーい!
瑞々しくて濃厚な甘味。そして、香り同様、青梅っぽい爽やかさを感じます。
生のぶどうのように食感もしっかりしていて、ジューシーな果汁感もあります。
20分湯煎にかけて味見した際に感じた”渋み”はなく、グラニュー糖の甘味とぶどうの甘味が融合し、濃厚な味わいに変化しています。
皮にも渋みがないし、皮もやわらかくて、わたし的には、皮ごと食べても違和感なし(気になる方は気になるかもしれませんが…)。
ズボラなので、皮も一緒に食べられるというのは◎。皮を剥く手間が省けて最高です。
続いて、「雪見だいふく」と一緒に。
ぶどう
間違いないおいしさ♡
フレッシュ煮の濃厚で爽やかな甘さに、雪見だいふくのクリーミーな甘さがプラスされ、背徳感を感じるほど甘いです(笑)。
そのまま食べても十分甘いので、甘いものと組み合わせると、かなり甘くなるようです。ただこの甘さが長期保存を可能にするポイント。ちょっと甘すぎるなというときは、無糖ヨーグルトなど、甘味のないものと組み合わせるのがいいかなと思います。ご参考までに。
ほぼ”ほったらかし”調理で簡単に作れる「ブドウのまるごとフレッシュ煮」は、生のぶどうが食べきれない、なんてときにも心強い作りおきレシピ♪ 旬のぶどうで作ってみてはいかがでしょう。
※記事内で紹介した商品は掲載当時の情報であるため、在庫状況、価格などが異なる場合がございます。
ブドウ
藤野貴子さん プロフィール菓子料理研究家。フランス料理のシェフの父と料理研究家の母の影響で、幼い頃からお菓子作りに興味を持つ。 大学卒業後は渡仏し、老舗レストランでパティシエールを務めながらフランス各地を回り本場の郷土菓子を学ぶ。帰国後、お菓子教室を主宰。
著書に『THE フルーツストック』(Gakken)、『これがほんとのお菓子のきほん』(成美堂出版)などがある。
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