今年の冬は大根が豊作。立派な大根がおトクに手に入る今だからこそ、丸々1本買いするのがおすすめです! でも、使い切れる自信がない…という方もいるのでは。
【画像を見る】えっ、切り干し大根ってうちで作れるの⁉農家直伝「切り干し大根煮」レシピ
切り干し大根の作り方を教えてくれたのは、東京都葛飾区にある田中農園の田中よし子さん。息子の重孝さん、義娘の美奈さんと3人で農業を営んでいます。
「大根は収穫したら専用のスライサーで細切りにして、1~2日程度天日干しをしてからハウスの中で切り干し大根にします。わが家の切り干し大根は、直売所でもおいしいって評判なんですよ」(よし子さん)
生の大根は1週間ほどしか持ちませんが、切り干し大根にするとなんと1か月は持つのだそう!
「切り干し大根はみなさんのおうちでも簡単に作れますよ」とよし子さん。さっそく切り干し大根の作り方を教わりました。
干せば長持ち!おうちで切り干し大根の作り方
スリーコインズ「ドライフードネット」330円
本体サイズ:直径24cm×50cm(広げたサイズ)
まず用意したのが、干し野菜に欠かせない乾燥用ネット。3段仕様でたくさん干せます♪
干し野菜用のネットはダイソーなどの100円ショップでも売っているので、探してみてくださいね。ネットのほか、ザルでも作れます◎
そして、今回の主役はスーパーの特売でゲットした大根1本。
大根は細切りにして、葉と一緒にネットに乗せていきます。ポイントは、大根同士が重ならないように乗せること。重ねて干してしまうと、場合によってはカビが発生してしまうそうなので気をつけてくださいね。
風通しのいいところにおいておけば屋内でも1週間弱で完成するとのことで、今回はわが家の窓際にセット。
干して2日目
干して2日経過し、様子を見てみると…早くも乾燥してきています。これはあと数日でいけそうです。
干して3日目
大きなものも乾燥してカラッカラ。葉がまだ生っぽいのでもう少し!
干して4日目
葉もしっかり乾燥したのでこれで完成! 干してから4日でできあがりです。
屋内で作ると天候を気にせず作れるので楽ですね。
「天気が良い日には、天日干しにもチャレンジしてみてください。甘みが増しておいしくできますよ」(よし子さん)
乾燥したら保存用袋などに入れて、常温で保存できます。
今回はこの自家製切り干し大根を作ってから、さらによし子さん直伝のサッと作れる「切り干し大根煮」も作ってみます♪
農家の定番おかず「切り干し大根煮」
材料(作りやすい分量)
切り干し大根…30g
にんじん…1本
油揚げ…1枚
砂糖…大さじ1
しょうゆ…大さじ1
みりん…大さじ1
白いりゴマ…適量
サラダ油…少々
作り方
1.切り干し大根はたっぷりの水に10分間浸し、ザルにあける。
急いでいるときはお湯を使うと数分で戻ります。
2.油抜きした油揚げと、にんじんを細切りにする。
3.鍋に油を中火で熱し、水気を絞り切った切り干し大根と2を入れて炒める。
4.全体に油が回ったら、しょうゆ、みりん、砂糖を加えて煮詰めて完成。
仕上げに白ゴマを散らすのが田中家流です。
味がしっかりしみ込んだ「切り干し大根煮」はうまみたっぷり。
「擦りゴマをかけたり、ちくわや昆布を入れてもおいしいですよ。うちは甘めの味付けが好きだから、砂糖を少し多めに入れます」(よし子さん)
調味料の量や具材を変えて、家庭ならではのアレンジが楽しめるのも「切り干し大根煮」の良さですね。
今が旬の大根で、切り干し大根作りにぜひ挑戦してみてくださいね♪
※記事中で登場した商品は掲載当時の情報であるため、在庫状況、価格などが異なる場合があります。
※切り干し大根は高温・多湿の環境ではうまくできません。季節は秋~春先にかけてがおすすめです。屋内で作る場合は気温・湿度が低く、風通しがよいところで作るようにしてください。
田中農園 田中よし子さん 葛飾区で昔から栽培されている「新宿(にいじゅく)ねぎ」をはじめ、枝豆、小松菜などを栽培している都市農家「田中農園」。息子の重孝さんを中心に、親子3人で「東京都GAP認証」のエコ農産物を生産。葛飾元気野菜直売所やJA東京アグリパークに出荷するとともに、自宅の庭先にある「田中直売所」でも安全・安心な地元野菜を販売している。
住所:東京都葛飾区高砂7-21-16
電話:03-3600-8384
そんなときは、自宅で簡単に作れる切り干し大根にするのが農家流! 旬のおいしさはそのままに、長~く保存ができます。切り干し大根を使った定番レシピ「切り干し大根煮」も紹介しているので最後まで読んでくださいね♪
【画像を見る】えっ、切り干し大根ってうちで作れるの⁉農家直伝「切り干し大根煮」レシピ

切り干し大根の作り方を教えてくれたのは、東京都葛飾区にある田中農園の田中よし子さん。息子の重孝さん、義娘の美奈さんと3人で農業を営んでいます。
「大根は収穫したら専用のスライサーで細切りにして、1~2日程度天日干しをしてからハウスの中で切り干し大根にします。わが家の切り干し大根は、直売所でもおいしいって評判なんですよ」(よし子さん)

生の大根は1週間ほどしか持ちませんが、切り干し大根にするとなんと1か月は持つのだそう!
「切り干し大根はみなさんのおうちでも簡単に作れますよ」とよし子さん。さっそく切り干し大根の作り方を教わりました。
干せば長持ち!おうちで切り干し大根の作り方

スリーコインズ「ドライフードネット」330円
本体サイズ:直径24cm×50cm(広げたサイズ)
まず用意したのが、干し野菜に欠かせない乾燥用ネット。3段仕様でたくさん干せます♪

干し野菜用のネットはダイソーなどの100円ショップでも売っているので、探してみてくださいね。ネットのほか、ザルでも作れます◎

そして、今回の主役はスーパーの特売でゲットした大根1本。

大根は細切りにして、葉と一緒にネットに乗せていきます。ポイントは、大根同士が重ならないように乗せること。重ねて干してしまうと、場合によってはカビが発生してしまうそうなので気をつけてくださいね。

風通しのいいところにおいておけば屋内でも1週間弱で完成するとのことで、今回はわが家の窓際にセット。
干して2日目

干して2日経過し、様子を見てみると…早くも乾燥してきています。これはあと数日でいけそうです。
干して3日目

大きなものも乾燥してカラッカラ。葉がまだ生っぽいのでもう少し!
干して4日目

葉もしっかり乾燥したのでこれで完成! 干してから4日でできあがりです。
屋内で作ると天候を気にせず作れるので楽ですね。
「天気が良い日には、天日干しにもチャレンジしてみてください。甘みが増しておいしくできますよ」(よし子さん)
乾燥したら保存用袋などに入れて、常温で保存できます。
今回はこの自家製切り干し大根を作ってから、さらによし子さん直伝のサッと作れる「切り干し大根煮」も作ってみます♪
農家の定番おかず「切り干し大根煮」

材料(作りやすい分量)
切り干し大根…30g
にんじん…1本
油揚げ…1枚
砂糖…大さじ1
しょうゆ…大さじ1
みりん…大さじ1
白いりゴマ…適量
サラダ油…少々

作り方
1.切り干し大根はたっぷりの水に10分間浸し、ザルにあける。

急いでいるときはお湯を使うと数分で戻ります。

2.油抜きした油揚げと、にんじんを細切りにする。

3.鍋に油を中火で熱し、水気を絞り切った切り干し大根と2を入れて炒める。

4.全体に油が回ったら、しょうゆ、みりん、砂糖を加えて煮詰めて完成。

仕上げに白ゴマを散らすのが田中家流です。

味がしっかりしみ込んだ「切り干し大根煮」はうまみたっぷり。
「擦りゴマをかけたり、ちくわや昆布を入れてもおいしいですよ。うちは甘めの味付けが好きだから、砂糖を少し多めに入れます」(よし子さん)
調味料の量や具材を変えて、家庭ならではのアレンジが楽しめるのも「切り干し大根煮」の良さですね。

今が旬の大根で、切り干し大根作りにぜひ挑戦してみてくださいね♪
※記事中で登場した商品は掲載当時の情報であるため、在庫状況、価格などが異なる場合があります。
※切り干し大根は高温・多湿の環境ではうまくできません。季節は秋~春先にかけてがおすすめです。屋内で作る場合は気温・湿度が低く、風通しがよいところで作るようにしてください。

住所:東京都葛飾区高砂7-21-16
電話:03-3600-8384
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