近頃スーパーなどでも見かける国産レモン。通年手に入る外国産と違って、実は旬の時期があるってご存じですか?今回は、知っていそうで意外と知らない国産レモンについて、愛媛県のレモン農家を直撃!旬の時期はもちろん、選び方から上手な保存法まで詳しく教わりました。
【農家直伝】え、お酢いらずの酢飯!?レモン果汁で作る「レモン寿司」が爽やかさハンパない件!
まずは…次のクイズにチャレンジ♪
Q.国産レモンの旬は…
①春
②夏
③秋
④冬
↓
↓
↓
正解は…
A. ④冬
でした!
「レモンは冬が旬なんですよ。栽培の最盛期は、露地(屋外)だと12~2月。ハウスだとそれより1か月ほど早いですね」と話すのは、愛媛県・岩城島で国産レモンを栽培する西村孝子さん。
レモンは四季咲き性で、5~10月にかけて、年に3回ほど花が咲くそう。中でも、5月に咲く花が一番多く、実を付けて収穫できるようになるまで、およそ半年かかるんだとか。
なので、国産レモンを食べたいなら、今がチャンス!冬をピークに出荷量が減っていき、夏はほとんど流通しなくなるそうです。
「旬の国産レモンは、ほんのり甘みが感じられて酸味がまろやかなんですよ。ぜひレモンを使った料理をたくさん作って楽しんでください」(西村さん)
おいしいレモンは形で見分けるべし!
レモンの上手な選び方を西村さんに聞いてみると、形に注目するそうです。
「端がポコっと膨らんでいて、丸みのあるラグビーボールのような形がいいですね。ハリがないものは鮮度が良くないんです。後は、表面にキズや黒い斑点がないことも大事ですよ。
西村さんから教わったチェックポイント3か条がこちら!
◯端がポコっと膨らんでいて全体的にハリがある
◯表面にキズや黒い斑点がなくツヤがある
◯持った時に程よい重みがある
ちなみに西村さんが栽培するレモンは、「輪切りにしてティーカップに浮かぶくらい(直径5.5cm)が出荷の目安」とのこと。5月に咲いた花が、その大きさまで育つことを考えると、余すことなく使いたい!って思いますね。
鮮度をキープする保存法は…
レモンは買ってきたら、どのように保存するのが一番良いんでしょうか?西村さんに聞いてみました。
「1個ずつラップして冷蔵庫の野菜室に入れてください」(西村さん)
こうすることで、乾燥や匂い移りを防ぐことができ、1週間ほど保存できるそう。
より長く楽しみたいときは、冷凍がおすすめ。
「レモン果汁にすれば、冷凍で1年ほど保存できます。多少香りは飛びますが、問題なく使えるので試してみてください」(西村さん)
実はわたし、レモンを丸々1個使い切れないことが多かったのですが、これなら自分にもできそうです◎
普段から料理にレモン果汁を使う西村さんは、洗って乾かした500mlのペットボトルに入れて冷凍しておくそうです。レモンラバー♡な人はそのくらい大容量の保存でもちょうどいいかもしれませんね!
苦みを減らす!レモンの搾り方
「ちなみにレモン果汁に苦味を残さないためにはちょっとしたコツがあるんですよ。半分に切ってスプーンで中身を繰り出してから、厚手のキッチンペーパーや布巾に包んで搾ってください。皮ごと搾るよりも苦味を感じないと思います」(西村さん)
う~ん、確かにレモンのかどがとれ、まろやかな感じに。ちょっとしたひと手間で、こんなに味が変わるなんて、驚き!
皮ごと食べられる!国産レモンの魅力
「レモンが余ったら薄切りにして蜂蜜漬けや砂糖漬けにしてもいいですよ。
「冷蔵庫で1~2晩置けば完成!冷蔵で3か月くらいは保存できますよ」(西村さん)
防腐剤もワックスも使ってないので、安心して皮ごと食べられるのが国産レモンならではの良さですね!西村さんも蜂蜜漬けは、夏バテ防止によく食べるとか。
国産レモンの旬は今!ぜひスーパーで手にとって、フレッシュな香りとまろやかな酸味を楽しんでみてくださいね♡
※1歳未満の乳児には、ぜったいに蜂蜜を与えないでください。腸内環境が未熟なため、「乳児ボツリヌス症」を発症する危険性があります。
農家レストラン
でべそおばちゃんの店西村孝子さん愛媛県北東部の岩城島で、防腐剤やワックス不使用のレモンを生産。2006年からは自宅をレストランとして開放し、自身で育てた無農薬レモンをふんだんに使った「レモン懐石」を提供。「レストランを続けているのは『人もうけ』がしたいから。人との繋がりがうれしいんです」との言葉どおり、温かな接客も人気を呼んでいる。レストランは完全予約制なので、利用日の5日前までに連絡を(利用は4名~)。
営業時間:11:00~14:00(7~9月は休業)
電話:0897‐75‐2843
ホームページ(上島町公式観光総合サイト):https://www.kamijima.info/eat/debeso/
で、国産レモンの旬はというと…。
【農家直伝】え、お酢いらずの酢飯!?レモン果汁で作る「レモン寿司」が爽やかさハンパない件!
まずは…次のクイズにチャレンジ♪
Q.国産レモンの旬は…

①春
②夏
③秋
④冬
↓
↓
↓
正解は…
A. ④冬
でした!
「レモンは冬が旬なんですよ。栽培の最盛期は、露地(屋外)だと12~2月。ハウスだとそれより1か月ほど早いですね」と話すのは、愛媛県・岩城島で国産レモンを栽培する西村孝子さん。

レモンは四季咲き性で、5~10月にかけて、年に3回ほど花が咲くそう。中でも、5月に咲く花が一番多く、実を付けて収穫できるようになるまで、およそ半年かかるんだとか。
なので、国産レモンを食べたいなら、今がチャンス!冬をピークに出荷量が減っていき、夏はほとんど流通しなくなるそうです。
「旬の国産レモンは、ほんのり甘みが感じられて酸味がまろやかなんですよ。ぜひレモンを使った料理をたくさん作って楽しんでください」(西村さん)
おいしいレモンは形で見分けるべし!

レモンの上手な選び方を西村さんに聞いてみると、形に注目するそうです。
「端がポコっと膨らんでいて、丸みのあるラグビーボールのような形がいいですね。ハリがないものは鮮度が良くないんです。後は、表面にキズや黒い斑点がないことも大事ですよ。
キズは傷みの原因になりやすいですし、斑点は病気のサインなので避けましょう。最後に持ってみて、程よい重みがあれば実が詰まってる証拠なのでバッチリです」(西村さん)
西村さんから教わったチェックポイント3か条がこちら!
◯端がポコっと膨らんでいて全体的にハリがある

◯表面にキズや黒い斑点がなくツヤがある

◯持った時に程よい重みがある

ちなみに西村さんが栽培するレモンは、「輪切りにしてティーカップに浮かぶくらい(直径5.5cm)が出荷の目安」とのこと。5月に咲いた花が、その大きさまで育つことを考えると、余すことなく使いたい!って思いますね。

鮮度をキープする保存法は…

レモンは買ってきたら、どのように保存するのが一番良いんでしょうか?西村さんに聞いてみました。
「1個ずつラップして冷蔵庫の野菜室に入れてください」(西村さん)

こうすることで、乾燥や匂い移りを防ぐことができ、1週間ほど保存できるそう。
より長く楽しみたいときは、冷凍がおすすめ。
「レモン果汁にすれば、冷凍で1年ほど保存できます。多少香りは飛びますが、問題なく使えるので試してみてください」(西村さん)

実はわたし、レモンを丸々1個使い切れないことが多かったのですが、これなら自分にもできそうです◎
普段から料理にレモン果汁を使う西村さんは、洗って乾かした500mlのペットボトルに入れて冷凍しておくそうです。レモンラバー♡な人はそのくらい大容量の保存でもちょうどいいかもしれませんね!

苦みを減らす!レモンの搾り方
「ちなみにレモン果汁に苦味を残さないためにはちょっとしたコツがあるんですよ。半分に切ってスプーンで中身を繰り出してから、厚手のキッチンペーパーや布巾に包んで搾ってください。皮ごと搾るよりも苦味を感じないと思います」(西村さん)


う~ん、確かにレモンのかどがとれ、まろやかな感じに。ちょっとしたひと手間で、こんなに味が変わるなんて、驚き!
皮ごと食べられる!国産レモンの魅力
「レモンが余ったら薄切りにして蜂蜜漬けや砂糖漬けにしてもいいですよ。
切ったレモンがひたひたになるくらいまで、蜂蜜や砂糖を入れておくんです」(西村さん)

「冷蔵庫で1~2晩置けば完成!冷蔵で3か月くらいは保存できますよ」(西村さん)

防腐剤もワックスも使ってないので、安心して皮ごと食べられるのが国産レモンならではの良さですね!西村さんも蜂蜜漬けは、夏バテ防止によく食べるとか。
国産レモンの旬は今!ぜひスーパーで手にとって、フレッシュな香りとまろやかな酸味を楽しんでみてくださいね♡
※1歳未満の乳児には、ぜったいに蜂蜜を与えないでください。腸内環境が未熟なため、「乳児ボツリヌス症」を発症する危険性があります。

でべそおばちゃんの店西村孝子さん愛媛県北東部の岩城島で、防腐剤やワックス不使用のレモンを生産。2006年からは自宅をレストランとして開放し、自身で育てた無農薬レモンをふんだんに使った「レモン懐石」を提供。「レストランを続けているのは『人もうけ』がしたいから。人との繋がりがうれしいんです」との言葉どおり、温かな接客も人気を呼んでいる。レストランは完全予約制なので、利用日の5日前までに連絡を(利用は4名~)。
営業時間:11:00~14:00(7~9月は休業)
電話:0897‐75‐2843
ホームページ(上島町公式観光総合サイト):https://www.kamijima.info/eat/debeso/
編集部おすすめ