管理栄養士のともゆみです。Jリーグの練習生から小学校の教員を経て料理の道に飛び込んだ、異色の経歴を持つミシュラン一つ星獲得シェフ「鳥羽周作」さん。
【鳥羽レシピ】ミシュランシェフは「セロリ」をスパイスに使う⁉「セロリと牛肉のオイスター炒め丼」に挑戦!
「薄やわポークステーキ」の材料と作り方
【材料】
豚肩ロース肉…1枚(100~150g)
〈A〉
しょうゆ…大さじ1と1/2
みりん…大さじ1
日本酒…大さじ1
砂糖…大さじ1
りんごジュース(果汁100%)…大さじ1
おろししょうが…小さじ2
水…小さじ1
蜂蜜…小さじ1
塩…少々
サラダ油…大さじ1
バター…5g
【作り方】
1. 豚肉は包丁の背でたたいて元の大きさの1.3~1.5倍に薄く伸ばし、両面に塩を振ります。
2. ボウルに〈A〉を入れて混ぜ合わせておきます。
3. フライパンにサラダ油を引き、強めの中火で熱します。
豚肉を片面につき1~2分ずつ両面をこんがりと焼いていきます。
4. フライパンを傾けて、出てきた脂をキッチンペーパーで軽く拭き取ります。
5. 4に2を加えて豚肉に絡めます。
6. 豚肉を皿に盛り付けます。フライパンのソースはそのままに。
7. 弱火にし、フライパンに残った6のソースにバターを加えて溶かします。
8. バターが溶けて混ざったら、ソースを6の豚肉にかけて完成です。
たれの照りってこんなに照り照りになるんですね。普段のわたしの料理はこんなに照りが出ないので、美しくてちょっと感動。
コツ2か条
1. 豚肩ロース肉はたたいて薄く伸ばすべし!
全体をたたくことで肉の繊維がほぐれ、やわらかい仕上がりになります。
2. こんがりと香ばしく焼くべし!
薄く伸ばしていれば、よく焼いても堅くなる心配はありません。香ばしさがおいしさにつながるので、しっかりと焼き目を付けてください。
たれが… 最強~
ではいただきます。
たれが…めっちゃおいしいです♡
みりん、砂糖、りんごジュースに蜂蜜、甘みを出すための調味料の種類多くない?と思っていましたが、あれ、不思議~出来てみるととてもおいしいです。甘みを出す調味料って種類を増やすとおいしくなるのかは定かではありませんが、これはもうみんなに「食べてほしい!」と言いたいです。鳥羽シェフ天才と思っちゃいますね。人気があるのがよくわかりました。
お肉の方は、思っていたよりもずっとやわらかく食べやすい硬さになりました。ある程度硬いことを予想していましたが、噛みきりやすくなりました。
豚肉は疲労回復やストレス対策におすすめ!
豚肉は、ビタミンB1の含有量が食品の中でもトップクラスで牛肉の8~10倍もあります。ビタミンB1はご飯や麺などの炭水化物を分解し、エネルギーに換えるためになくてはならないビタミンです。糖質を分解する酵素の働きを助け、疲労回復やストレス対策にも役立ちます。水溶性で排出されやすいため、にんにく、ニラ、玉ねぎなど香り成分であるアリシンを含む野菜と一緒に摂ると、摂取したビタミンB1が排出されるのを抑えられます。ビタミンB1が不足すると糖質の代謝が悪くなり、エネルギー不足による疲労感やいらいらなどが起こりやすくなります。炭水化物(糖質)は体や脳を動かすエネルギーになる大事な栄養素ですが、ごはんだけ、麺だけなど単品で済ませることが多い食生活をしているとビタミンB1不足になりやすいので、気をつけましょう。
豚肉もたたいたことでやわらかさが出ておいしかったのですが、とにかくたれがおいしすぎてびっくりしました。ぜひ作ってみてください。
※1歳未満の乳児には、ぜったいに蜂蜜を与えないでください。腸内環境が未熟なため、「乳児ボツリヌス症」を発症する危険性があります。
参考文献:
からだのための食材大全 監修者 池上文雄 他 NHK出版
一生役立つ きちんとわかる栄養学 監修 飯田薫子 寺本あい 西東社
その鳥羽シェフがNHK『みんなのきょうの料理』で紹介していたレシピ「薄やわポークステーキ」は一見シンプルな料理に見えますが、そこはミシュランシェフ。お肉のやわらかさを出す工夫と、なんと言ってもタレのおいしさが圧倒的なんです!独自の甘さを出すために使った調味料の多さといったら…!絶対おすすめなんで、詳しく紹介しますね。
【鳥羽レシピ】ミシュランシェフは「セロリ」をスパイスに使う⁉「セロリと牛肉のオイスター炒め丼」に挑戦!
「薄やわポークステーキ」の材料と作り方
【材料】
豚肩ロース肉…1枚(100~150g)
〈A〉
しょうゆ…大さじ1と1/2
みりん…大さじ1
日本酒…大さじ1
砂糖…大さじ1
りんごジュース(果汁100%)…大さじ1
おろししょうが…小さじ2
水…小さじ1
蜂蜜…小さじ1
塩…少々
サラダ油…大さじ1
バター…5g

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【作り方】
1. 豚肉は包丁の背でたたいて元の大きさの1.3~1.5倍に薄く伸ばし、両面に塩を振ります。

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2. ボウルに〈A〉を入れて混ぜ合わせておきます。

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3. フライパンにサラダ油を引き、強めの中火で熱します。
豚肉を片面につき1~2分ずつ両面をこんがりと焼いていきます。

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4. フライパンを傾けて、出てきた脂をキッチンペーパーで軽く拭き取ります。

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5. 4に2を加えて豚肉に絡めます。

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6. 豚肉を皿に盛り付けます。フライパンのソースはそのままに。

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7. 弱火にし、フライパンに残った6のソースにバターを加えて溶かします。

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8. バターが溶けて混ざったら、ソースを6の豚肉にかけて完成です。

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たれの照りってこんなに照り照りになるんですね。普段のわたしの料理はこんなに照りが出ないので、美しくてちょっと感動。
コツ2か条
1. 豚肩ロース肉はたたいて薄く伸ばすべし!
全体をたたくことで肉の繊維がほぐれ、やわらかい仕上がりになります。
2. こんがりと香ばしく焼くべし!
薄く伸ばしていれば、よく焼いても堅くなる心配はありません。香ばしさがおいしさにつながるので、しっかりと焼き目を付けてください。
たれが… 最強~
ではいただきます。

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たれが…めっちゃおいしいです♡
みりん、砂糖、りんごジュースに蜂蜜、甘みを出すための調味料の種類多くない?と思っていましたが、あれ、不思議~出来てみるととてもおいしいです。甘みを出す調味料って種類を増やすとおいしくなるのかは定かではありませんが、これはもうみんなに「食べてほしい!」と言いたいです。鳥羽シェフ天才と思っちゃいますね。人気があるのがよくわかりました。
お肉の方は、思っていたよりもずっとやわらかく食べやすい硬さになりました。ある程度硬いことを予想していましたが、噛みきりやすくなりました。
肩ロースはコクのある味わいでやはりおいしいですね。
豚肉は疲労回復やストレス対策におすすめ!
豚肉は、ビタミンB1の含有量が食品の中でもトップクラスで牛肉の8~10倍もあります。ビタミンB1はご飯や麺などの炭水化物を分解し、エネルギーに換えるためになくてはならないビタミンです。糖質を分解する酵素の働きを助け、疲労回復やストレス対策にも役立ちます。水溶性で排出されやすいため、にんにく、ニラ、玉ねぎなど香り成分であるアリシンを含む野菜と一緒に摂ると、摂取したビタミンB1が排出されるのを抑えられます。ビタミンB1が不足すると糖質の代謝が悪くなり、エネルギー不足による疲労感やいらいらなどが起こりやすくなります。炭水化物(糖質)は体や脳を動かすエネルギーになる大事な栄養素ですが、ごはんだけ、麺だけなど単品で済ませることが多い食生活をしているとビタミンB1不足になりやすいので、気をつけましょう。
豚肉もたたいたことでやわらかさが出ておいしかったのですが、とにかくたれがおいしすぎてびっくりしました。ぜひ作ってみてください。
※1歳未満の乳児には、ぜったいに蜂蜜を与えないでください。腸内環境が未熟なため、「乳児ボツリヌス症」を発症する危険性があります。
参考文献:
からだのための食材大全 監修者 池上文雄 他 NHK出版
一生役立つ きちんとわかる栄養学 監修 飯田薫子 寺本あい 西東社
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