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カップ麺などの残りスープをシンクに流すのはNGよ!

画像出典:photoAC
なぜ、残ったカップ麺などのスープをシンクに流してはいけないのでしょう?
調べてみると、油や塩分を含んだカップ麺などのスープを排水溝に流すと、油や塩分が配管内に残り、徐々に腐敗して腐敗臭が発生しやすくなるそう。また、排水管の劣化も早めてしまうそうです。さらに、塩分や油などの有機物で下水が汚れ、環境汚染につながる心配もあるとのこと。
水やお湯などでラーメンの汁を薄めて捨て、さらに、大量の水を流せば大丈夫なのでは…とも思いますが、ラーメンの汁に含まれる油分は排水管や排水パイプ内で冷えて固まり、それが少しずつ蓄積され、詰まりや排水管の腐食の原因になるそうです。
つまり、水で薄めても、大量の水で流しても、塩分や油分は排水溝や排水管などに残ってしまうんです。なので、流しに捨てるのは厳禁というわけ。
ジメジメした梅雨時期や気温の高い夏になると、特に排水溝の臭いが気になるもの。遅ればせながら、これからは絶対にラーメンなどの残りスープを捨てるのはやめよう!
では、残ったラーメンスープをシンクではなくゴミ箱に捨てることが出来る、ダイソーの「残った麺スープ固めてポン」を使ってみましょう。
ダイソー「残った麺スープ固めてポン」使ってみた!
こちらがダイソー「残った麺スープ固めてポン」。

1包11g入りで3包入っています。

ダイソー「残った麺スープ固めてポン 3包入り」110円(税込)
成分:高吸水性樹脂パウダー、誤食防止剤
内容量:1包11g
中身はこんな感じ。

洗剤みたいですね。
商品説明に書かれていた、主な「使用上の注意」は以下の通り。
・本品は食べられません。
・お子様や認知症の方などの手の届く所に置かないでください。また誤食にご注意ください。
・残り汁の種類によっては固まりにくい場合があります。
・水分を含むと膨らみ、排水口が詰まる場合があるので絶対にシンクなどに流さないでください。
・誤食を避けるため固まった後は速やかに廃棄してください。
とのことです。
では、本日のお昼ごはんに食べた、カップ麺の残ったスープを固めてみましょう。

残ったスープの量は180ml以上はなさそう。これなら1包で固まりそうです。ほんの少し麺と具も残っています。
【やり方】
1.ラーメンのカップに「残った麺スープ固めてポン」を1包入れます。ちなみに残ったラーメンスープは冷めています。ぜんぜん温かくありません。


2.入れたらすぐ、箸などで10秒程度かき混ぜます。後は固まるまで待つだけ。

10秒混ぜている間に、すでに固まりました。

油用の凝固剤は、油が温かいうちに入れる必要があるものもありますが、これはスープが温かくなくても固まります。便利!

固まったら、そのままもしくはポリ袋に入れてゴミ箱に捨てるだけ。

傾けても、液体は1滴も垂れてきません。しっかり固体になっています!

自宅や会社はもちろん、残ったスープを捨てる場所がないキャンプなどのアウトドア、そして、災害時にも使えそうですね。
排水溝の悪臭や排水管の劣化を防ぎ、環境への配慮にもなる、ダイソーの「残った麺スープ固めてポン」。ぜひ、使ってみてはいかがでしょう。
※記事内で紹介した商品は掲載当時の情報であるため、在庫状況、価格などが異なる場合がございます。
<参考文献>
WEB
『レスキューラボ~ラーメンの汁を排水溝に流さずに処分する方法~』
https://sq.jbr.co.jp/library/534
『KOKUBO PRESS ~「残った麺スープ固めてポン」新発売。カップ麺のスープを流せないとき、ゼリー状に固めて捨てる凝固剤。”残り汁をどうするか問題” を解決。』
https://kokubopress.com/newsrelease/20211203_kiyou_soup-solidifier/