こんがり黄金色に焼けて、てっかてかに輝く分厚い豚肉とカリッカリなにんにくのビジュアルを見て、作ることを即決した「やみつきガリバタポークステーキ」。お料理系YouTubeチャンネル「こっタソの自由気ままに」で紹介しているレシピです。
とんかつやトンテキで使う厚切りの豚ロース肉を使っているので見た目の破壊力は抜群。ただ心配なのは、ロースなのでパサつきやしないかという点。でも大丈夫。塩麹で漬け込むからやわやわですと♪

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ビジュアル最強「やみつきガリバタポークステーキ」の材料と作り方

今回は、分量を半分にして2人分作ります。

パサつきがちな分厚い豚ロース肉が…塩麹でやわらか~♡「やみつきガリバタポークステーキ」に挑戦!
材料


【材料】4人分
豚ロース厚切り肉…4枚(1枚約150g)
塩麹…大さじ4
酒…大さじ2
にんにく…5かけ
エリンギ…1パック
舞茸…1パック
こめ油…適量
塩……少々
こしょう…少々

◆ソース
みりん…大さじ2
しょうゆ…大さじ1
酒…大さじ1
バター…20g

◆仕上げ
黒こしょう…適量

有塩・無塩の指示はなかったので、バターは無塩バターを使いました。

【作り方】

1.豚肉の両面を筋切りします。
筋切りすることで、焼いたとき反り返りを防ぎ、また、調味料も染み込みやすくなるとのこと。

ちなみに、筋切りは、豚肉の脂身と赤身の境目の筋に等間隔(1cm間隔くらい)に包丁の刃先を下まで刺すようにして入れます。

パサつきがちな分厚い豚ロース肉が…塩麹でやわらか~♡「やみつきガリバタポークステーキ」に挑戦!
豚肉


2.ジッパー付き保存袋などに1と塩麹、酒を入れます。袋の空気を抜いて密閉し、冷蔵庫で1時間ほど寝かせます。

パサつきがちな分厚い豚ロース肉が…塩麹でやわらか~♡「やみつきガリバタポークステーキ」に挑戦!
豚肉


3.にんにくの皮を剥き、1mm幅くらいにスライスします。

にんにくの中央にある芽(芯)を爪楊枝などを使って取り除きます。
少々面倒くさいですが、芽(芯)は焦げやすいので取り除いておくと安心。

パサつきがちな分厚い豚ロース肉が…塩麹でやわらか~♡「やみつきガリバタポークステーキ」に挑戦!
にんにく


パサつきがちな分厚い豚ロース肉が…塩麹でやわらか~♡「やみつきガリバタポークステーキ」に挑戦!
にんにく


4.舞茸は適当にほぐし、エリンギは幅1cmほどの斜め切りにします。

パサつきがちな分厚い豚ロース肉が…塩麹でやわらか~♡「やみつきガリバタポークステーキ」に挑戦!
きのこ


5.フライパンに油を少し多めに引き、にんにくを入れ、火にかけます。ガーリックチップを作るので、油はフライパン全体にしっかり行き渡るほどたくさん使っていました。

パサつきがちな分厚い豚ロース肉が…塩麹でやわらか~♡「やみつきガリバタポークステーキ」に挑戦!
にんにく


弱めの中火でにんにくが焦げないように注意しながら炒めます。

にんにくにほんのり焼き色がついたら、にんにくだけ取り出します。
今回は8分ほどにんにくを炒めました。

パサつきがちな分厚い豚ロース肉が…塩麹でやわらか~♡「やみつきガリバタポークステーキ」に挑戦!
にんにく


6.冷蔵庫で寝かせた豚肉は常温に戻し、表面についた塩麹を落とします。こっタソさんは、比較的焦げにくい液体の塩麹を使用していたので手で落とす程度でしたが、わたしは普通の塩麹を使ったのでキッチンペーパーを使って、表面の塩麹をしっかり落としました。

7.にんにくの風味がついた油が入っている5のフライパンに6の豚肉を入れ、強めの中火で2分ほど焼きます。

パサつきがちな分厚い豚ロース肉が…塩麹でやわらか~♡「やみつきガリバタポークステーキ」に挑戦!
豚肉


ひっくり返して、1分30秒ほど焼きます。

パサつきがちな分厚い豚ロース肉が…塩麹でやわらか~♡「やみつきガリバタポークステーキ」に挑戦!
豚肉


豚肉に火が通ったら、取り出します。
両面トータル4分ほどで豚肉に火が通りました。

パサつきがちな分厚い豚ロース肉が…塩麹でやわらか~♡「やみつきガリバタポークステーキ」に挑戦!
豚肉


8.フライパンに残っているにんにくの香りと豚肉の旨味を含んだ油で舞茸とエリンギを炒めます。

パサつきがちな分厚い豚ロース肉が…塩麹でやわらか~♡「やみつきガリバタポークステーキ」に挑戦!
きのこ


にんにくと豚肉の旨味を含んでいるとはいえ、けっこうな量の油です。

パサつきがちな分厚い豚ロース肉が…塩麹でやわらか~♡「やみつきガリバタポークステーキ」に挑戦!
きのこ


舞茸とエリンギに火が通ったら、取り出し、塩とこしょうをして味付けします。

9.ソースを作ります。

フライパンに残った油を軽く拭き取ります。
”油を軽く拭き取り”とのことですが、結構きれいに拭き取ってしまいました。まぁ、よしとしましょう。

酒、みりん、 しょうゆを入れ、火にかけてアルコールを飛ばします。火加減は言っていなかったので、中火にしました。

アルコールが飛んだらバターを加え、バターが溶けて、ソースに少しとろみがついたら火を止めます。

パサつきがちな分厚い豚ロース肉が…塩麹でやわらか~♡「やみつきガリバタポークステーキ」に挑戦!
ソース


10.豚肉を適当な大きさに切ってお皿に盛り付け、ソース、ガーリックチップ、黒こしょうをかけ、炒めたエリンギと舞茸を添えて出来上がり。


パサつきがちな分厚い豚ロース肉が…塩麹でやわらか~♡「やみつきガリバタポークステーキ」に挑戦!
豚肉


調理時間は豚肉を塩麹に漬け込む時間を除いて15分。このうち8分はにんにくを揚げてガーリックチップを作る時間。ガーリックチップを作ってからは、出来上がりまであっという間です。

パサつきがちな分厚い豚ロース肉が…塩麹でやわらか~♡「やみつきガリバタポークステーキ」に挑戦!
豚肉


では、いただきます!

お肉やわらかっ♡豚ロースはパサつきがちで、しかも厚みもあるので、パサパサして硬いかなと思ったら、ぜーんぜん。塩麹のおかげでしっかりやわらかく仕上がっています。おいしいです。

パサつきがちな分厚い豚ロース肉が…塩麹でやわらか~♡「やみつきガリバタポークステーキ」に挑戦!
豚肉


塩麹に漬け込んだことで、肉がやわらかくなっただけでなく、下味にやさしい塩味がついていて、ガーリックバターしょうゆソースとお肉がよく馴染みます。このソースは、無塩バターを使ったからかしょっぱすぎず、バターの甘味が際立っているように感じます。あっさりしたロース肉にバターの甘味とコクがプラスされて、バランスもばっちり。

パサつきがちな分厚い豚ロース肉が…塩麹でやわらか~♡「やみつきガリバタポークステーキ」に挑戦!
豚肉


ガーリックチップと一緒に食べると、もう、たまらんうまさです。にんにくの香ばしさと旨味がアクセントになって、豚肉の旨味がギュッと高まる感じ。

パサつきがちな分厚い豚ロース肉が…塩麹でやわらか~♡「やみつきガリバタポークステーキ」に挑戦!
豚肉


また、にんにくの香りと豚肉の旨味を含んだたっぷりの油で炒めたきのこたちもイイ。舞茸もエリンギもしっとりして、それぞれの旨味がしっかり出ています。豚肉との相性も最高です。

パサつきがちな分厚い豚ロース肉が…塩麹でやわらか~♡「やみつきガリバタポークステーキ」に挑戦!
豚肉


こっタソさんの「やみつきガリバタポークステーキ」は、それほど高くない豚ロース肉を使いつつも、見た目も華やかでボリュームある一品でした。パサつきがちな豚ロース肉も塩麹に漬け込めば、しっとりやわらかに焼き上がります。作ってみてはいかがでしょう♪