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フレンチの大村隆亮シェフ直伝!「大村流 ハヤシライス」のポイントは?
『ノンストップ!』で紹介していた、大村隆亮シェフの”おうちハヤシ”を極上の味にする、格上げレシピ。そのポイントとなる調味料は、ずばり牛乳と蜂蜜なんだとか。
牛乳を入れることでまろやかさが加わり、赤ワインの渋みも和らぐとのこと。そして、最後に蜂蜜を入れて仕上げることで、玉ねぎと牛乳とバターの甘味と重なって、甘味とコクのある超本格的な味わいになるそうです。
では、作ってみましょう
「大村流 ハヤシライス」の材料と作り方
【材料】2~3人分
牛肉…200g
玉ねぎ…120g
にんにく…1かけ
マッシュルーム…5個
サラダ油…大さじ3
塩…ひとつまみ
黒こしょう…適量
小麦粉…25g
コンソメスープ(コンソメスープの素を表示どおりにお湯で溶いたもの)…3/4カップ
赤ワイン…1/2カップ
トマトケチャップ…75g
ウスターソース…75g
牛乳…70ml
バター…10g
蜂蜜…10g
牛肉は、赤身やハラミがおすすめとのことですが、鶏肉や豚肉でもおいしく出来るそうです。今回は、家計にやさしい牛肩切り落とし肉を使用。
マッシュルームは小さいサイズだったので、7個使用。バターは無塩バターにしました。
【作り方】
1. 牛肉は厚ければそぎ切りにします。今回は薄いので、そのまま使用。
玉ねぎは繊維を断ち切るように、5mmの厚さに切ります。にんにくはみじん切りに、マッシュルームは5mm厚さにスライスします。
2. フライパンにサラダ油を熱し、玉ねぎとにんにくを入れて炒めます。火加減は言っていなかったので、中火にしました。
にんにくの香りが立ったらマッシュルームと牛肉を入れ、塩とこしょうを振って炒めます。
3. 牛肉の色が変わってきたら、小麦粉を振り入れ、全体に絡めながら炒めます。
炒める時間は言っていなかったので、小麦粉を入れてから3分ほど炒めました。
4. 3にコンソメスープ、赤ワイン、トマトケチャップ、ウスターソースを加えてアルコール分を飛ばします。
グツグツ沸いてきたら、牛乳を注ぎ入れます。
再び煮立ったら、バターと蜂蜜を加えて混ぜます。
5. お皿にご飯(分量外)を盛り、4をかけて出来上がり。お好みで、イタリアンパセリまたはセルフィーユなどを散らすとよいとのことです。
今回は、刻んだ生のパセリ(分量外)をご飯に混ぜて盛り付けました。
調理時間は15分。
では、いただきます!
お~、上出来!上出来!家にある身近な材料で、しかも、わずか15分ほどで、ここまでのクオリティに仕上がるなら文句なしです。
小麦粉のとろみが少し強めで、トマトケチャップベースの甘くてコクのあるハヤシライスです。とろみ加減はお好みに合わせ、水で調節するといいかも。
このハヤシライスで感じる”甘さ”は、トマトケチャップだけでなく、玉ねぎ、蜂蜜、牛乳、バターなど、具材や調味料それぞれの異なる甘味が重なった、奥深い甘さ。さらに、ルウのベースとなっているのは、水ではなく、コンソメスープと赤ワイン。そのため、味に厚みと奥行きがあります。
牛肉は臭みがなく、やわらかい仕上がり。玉ねぎの程よくシャキッとした食感とマッシュルームのコリコリ食感がいい感じ。赤ワインの渋みもまったくありません。
牛乳とバターによるものなのか、奥深い甘さと共に、まろやかさもあります。
『ノンストップ!』で紹介していたフレンチシェフ直伝の「本格ハヤシライス」は、家庭にある身近な調味料で手軽に作れる、奥深い甘さが魅力のハヤシライスレシピでした。作ってみてはいかがでしょう。
※1歳未満の乳児には、ぜったいに蜂蜜を与えないでください。腸内環境が未熟なため、「乳児ボツリヌス症」を発症する危険性があります。