「不仲説プリ」(ふなかせつぷり)とは、仲がいいのにわざと不仲に見えるように撮影したプリントシールのこと。
意味
仲がいいのに、わざと不仲に見えるように撮影したプリントシール。女子高生のプリントシールトレンド
登場から20年以上経過しても、いまだに一定の人気をほこるプリントシール撮影機。どこのゲームセンターに行っても、必ず専用コーナーが設けられている。
現在は文字入れだけでなく、肌色や背景など、ありとあらゆる加工技術が使われ、専門の撮影所に匹敵するほどの特殊な写真を撮ることができる。
その中で、ただ仲のいい写真をとることに飽きた女子高生が始めたトレンドがこの不仲説プリである。派手なポーズは一切とらず、わざと距離をおいておとなしく撮影。
加工もあまりせず、わざと地味な演出を選択。中央の人物同士の大きくあいた隙間に黒々と「不仲説」と入れる。
「不仲」なのはフリ!
何も知らない第三者がこれを見たら、「そんなに仲が悪いのに、わざわざプリとったの?」と驚くことうけあいである。しかし、もちろんこれはフリである。とても仲がよく、不仲説など入り込む余地がないからこそ、わざと演技して撮影できるプリだ。
プリントシールを味わいつくした者だけが楽しめる、高度な遊びである。