Twitter上で突如トレンド入りした言葉“最終回発情期(ファイナルファンタジー)”。5月11日に掲載された『鬼滅の刃』第204話をきっかけに話題となったようですが、いったいどのような意味なのでしょうか?
5月18日に掲載された第205話にて、大人気漫画『鬼滅の刃』が最終回を迎えました。その1週前に注目を集めたのが“最終回発情期”という言葉。
最終回発情期とは最終回を目前とした作品に起こる、“ある現象”を指したものです。それは……?
アニメ「鬼滅の刃」公式サイト
TVアニメ「鬼滅の刃」Blu-ray&DVDシリーズ発売中。劇場版「鬼滅の刃」無限列車篇 2020年10月16日(金)公開“最終回発情期”の元ネタは『銀魂』
“ある現象”とは、最終回が近づくと急にキャラのカップリングが乱立する状態のこと。元ネタは空知英秋さんの漫画『銀魂』で、74巻の「実写でも最終回発情期(ファイナルファンタジー)は起こる」という話などで登場します。『鬼滅の刃』第204話では一緒に桜を見ながらいい雰囲気を醸し出す炭治郎と鬼殺隊士の少女・カナヲや、風柱・実弥に頭を撫でられて嬉しそうな炭治郎の妹・禰豆子の姿が。
さらに蝶屋敷に住む少女・アオイを嬉しそうに見つめる、炭治郎の同期・伊之助も描かれています。これにはネット上で「今回の鬼滅の感じ、どっかで見たことがあると思ったら“最終回発情期”か……」「今回も当てはまってしまった」「このワードを生み出した空知先生と『銀魂』は素晴らしすぎるな」といった声が続出。
『BLEACH』や『FAIRY TAIL』でも!?
また「名作に多い終わり方だよね」という意見も多かったよう。最終回で主人公・一護と仲間の織姫、死神のルキアと恋次が結婚している『BLEACH』は、“最終回発情期”が起こった代表的な作品です。他にもネット上では「『FAIRY TAIL』の最終回は程よい最終回発情期だった」「ナルトとヒナタ、サスケとサクラ、シカマルとテマリにサイといの…… 『NARUTO』もまさにこの状態だよね」と、様々な作品の名前が上がっていました。次はいったいどの作品が“最終回発情期”を発動するのか。今から楽しみですね。