訪れたのは渋谷区内にある「アールゴルフ パッティング スタジオ(ARGOLF PUTTING STUDIO)」。
中を覗くと……。
さっそく看板娘の姿。
ここはアールゴルフジャパン(ARGOLF JAPAN)が運営する、パッティング専用の練習スタジオなのだ。
ずらりと並ぶパターたち。
アールゴルフは航空機の部品製造から始まったフランスのカスタムパターメーカーで、アールゴルフ ジャパンは日本における総販売代理店だ。アールゴルフ ジャパンの親会社は全国8カ所のゴルフ場を運営するビー・プラス・ホールディングス。社長らが2020年にアメリカ世界最大のゴルフフェアであるPGAショーに出向いた際にアールゴルフと出会い、妥協のないパター作りのスピリットに共感したという。
もっと気軽にゴルフを楽しんでもらうための「近未来ゴルフ構想」がコンセプト。
というわけで、看板娘にご登場いただきましょう。--{}--看板娘、登場

「よろしくお願いします~」。
こちらは、主に広報業務などを担当する鶴田冬華さん。
なんと、名前の刻印入り。
スタジオでは科学的データに基づくパターフィッティングやストロークを安定させるためのマンツーマンレッスンなどが受けられる。
仕事の休憩時間にマンツーマンレッスン受ける冬華さん。
レッスンはフランスから空輸した、日本初上陸の「ビッグ ティルト(Big Tilt)」というマシンを使用。これが、ちょっとスゴイのだ。「リアルな競技状況を再現するパター専用のトレーニングマシンで、電動で自在に傾斜を変えられます。150以上の練習メニューがあって、楽しく練習しながらスピーディなパター技術の上達を目指せるんです」。
暗くするとパッティングコースが光る……。
フィッティングでは個々の“検診”によって得られたデータから最適なパターを追求。
「これなんですよ」。
アメリカの分析ソフトで、さらに独自のカスタマイズがなされている。
グリップやシャフトの形状も完全オーダーメイド。
「皆さん、ドライバーやアイアンの練習に重きを置きがちですが、実はパターもかなり重要。スコアメイクの4割はパッティングが占めると言われていますから」。パターは銀色という認識も古い。
女性に人気のカラーバリエーション。
また、親会社は航空機の部品を製造している老舗メーカー。そのため精密度が非常に高く、高精度なミルド仕上げが特徴だ。
成形後の鋳物(いもの)。

シャフトの長さを測る器具。
国内外のゴルフ関連企業が集まるアジア最大ゴルフ総合コンベンション「ジャパンゴルフフェア」にも毎年出店している。
アールゴルフ ジャパンのブース。

冬華さんはいかがですか?
「アールゴルフ ジャパンの立ち上げメンバーで、海外担当として日夜フランスやアメリカのメーカーと仕事をしています。SNSでも自分が表に出て積極的に情報を発信してくれるので、まさに“弊社の看板娘”ですね」。冬華さんはカナダのトロント生まれ。5歳までしかいなかったが、その後も小中高、そして大学と英語力を磨き続け、現在はペラペラなのだ。「カナダの記憶はあまりないんですが、かなりよく泣く子だったそうです。たくさんのリンゴを見て泣いている写真もあります(笑)」。
泣いた理由は不明だが絵画のような1枚。
「帰国後に暮らしたのは福岡市。校則がかなり厳しい小中高一貫校で、通学路のあちこちに先生が立って見張っていました。アルバイトももちろん禁止です」。
フーターズ・ガールのコスチュームに身を包む冬華さん。
大学卒業後は英語に関わる仕事で起業しようと思っていた。まずは、ノウハウを掴むためにビジネスマン向けの英語教室を運営する会社に入社。24歳で英語コーチングスクール、「ラーンフィット(LearnFit)」を起業する。「短期間でガッツリ英語と向き合い、結果を出すのが英語コーチングの魅力。例えばTOEICを2カ月で150点アップさせたり、3カ月で会議に必要なリスニング力をつけたりとか。通常、英語コーチングは受講料が非常に高額なんですが、一般相場の半額ぐらいに抑えました。
こちらの会社は現在も続けている。
ゴルフと英会話という、二足のわらじを履く冬華さん。パターの奥深い世界を見せてくれてありがとうございました。
九谷焼で作ったオリジナルのコインマーカーもお気に入り。
では、最後に読者へのメッセージをお願いします。
冬のカナダで生まれたから「ふゆか」。
【取材協力】ARGOLF JAPANhttps://argolf.jpARGOLF広報 Twitterhttps://twitter.com/dianafuyukaLearnFithttps://learnfit.tokyo「弊社の看板娘」(Vol.176)飲食店で働く166人の“看板娘”をご紹介してきた連載がリニューアル。さまざまな企業や団体で働く女性にフォーカスする題して「弊社の看板娘」。仕事内容やプライベートについて鋭く切り込むとともに、「この人と一緒に働いて楽しい」と思っている推薦人にもご登場いただく。上に戻る