スウォッチとオメガによる初めてのコラボ作
「ムーンスウォッチ」。全世界で社会現象を巻き起こした注目作だが、このたび幸運にも入手に成功した。
ということで、買って初めてわかったタイムピースの全貌をここに御開帳~!
▶動画も見てね! 今回のコラボウォッチは、オメガのマスターピースである“ムーンウォッチ”こと「スピードマスター」をモデルにしてデザイン。太陽・月、そして太陽系の9つの惑星をモチーフにした全11色をラインナップしている。今回ゲットしたのは木星をイメージした「MISSON TO JUPITER(ミッション・トゥ・ジュピター)」。さっそく中身を……と言いたいところだが、実はパッケージにも仕掛けが。
「ムーンスウォッチ」の箱の仕組みは?
サステイナブル仕様の紙製パッケージは二重構造になっていて、内箱には“Ω”と“S”のダブルロゴが鎮座。これを観音開きにパカっと開いてみると……。
「Mission to Jupiter」(42mm径、クオーツ、バイオセラミックケース)3万3550円/オメガ×スウォッチ(オメガ 03-5952-4400)
はい出ました、「ミッション・トゥ・ジュピター」の実物でございやす。
「ムーンスウォッチ」の優れたデザイン
エレガントな雰囲気漂うベージュトーンのケースは、スウォッチの最新モデルに用いられている、自然に優しいバイオセラミック製を採用した。
アイコニックなサブダイヤルとクロノグラフの秒針はオレンジに配色し、シリーズの中でジュピターモデルだけは、タキメーター部分にも色が付けられている。これは何だか嬉しい。文字盤の「OMEGA× Swatch」「Speedmaster」「MOONSWATCH」の印字がまたスペシャル。 タキメーターの90の上にドットをあしらった「ドットオーバー90」や42mm径のがっしりしたボリューム感などはスピードマスターらしさを忠実に表現している。
「ムーンスウォッチ」 を着けてわかったこと
一方驚かされるのは、その軽さ。見た目からは想像できないほど軽量で、それが着け心地をサポート。
そのあたりからはスウォッチイズムが垣間見える。やはり名門同士の技術が高次元で炸裂し合っていることが、実機を触ってみるとよくわかる。
ベルクロ仕様のストラップは、宇宙服の上から着けられた元祖ムーンウォッチにインスパイアされたものだそうで、ムーンウォッチが果たしてきた功績へのリスペクトが込められているってワケ。柔らかな装着感もベリーグッド。内側に配されたタグもいい感じだ。そして、各種プッシュボタンのカチッとした押し心地も良く、その度に動くオレンジ針とともに心が躍る。◇スピードマスター本来のクラシカルでタイムレスな格好良さと、スウォッチの軽やかでイノベイティブなスタイルの融合を、信じられないほどのコスパで堪能できる。ムーンスウォッチは世界中で人気が爆発し、現在は入手困難な状態が続いている。しかし、定番アイテムとして在庫は順次ストックされていくので、いつか必ずその腕にも巻けるはずだ。さて、みんなはどのカラーを求ムーン?
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