
ガリガリ君は、「子供が遊びながら片手で食べられるかき氷ができないか?」という思いから1981年に赤城乳業により誕生した。
もはや国民的氷菓と言っても過言ではない「ガリガリ君ソーダ」だが、ソーダのフレーバーを印象付ける青色が何からできているかご存知だろうか。実は、NASA(アメリカ航空宇宙局)やESA(欧州宇宙機関)、そして、JAXA(宇宙航空研究開発機構)も研究を進めているスーパーフードから抽出した植物由来の天然着色料が使われている。

スピルリナは水の中で生息している状態では緑色なのだが、赤・黄・青系の天然着色料も抽出できるのだとか。写真の液体が「ガリガリ君ソーダ」の青色の正体。
ガリガリ君の発売元である赤城乳業によると、「子供たちが口にするものということで、安心・安全なものを提供したいという思いから、天然着色料であるスピルリナを選びました。また、すべての商品に天然着色料を使っています」とのこと。さらに、「ガリガリ君ソーダ」に添加物として使われている安定剤は果物由来の成分のみを使用しているという。
中心部のガリガリッとした食感こそ、「ガリガリ君」の神髄といえる。かき氷をアイスキャンディーでコーティングすることで、溶けにくく、棒が抜けない現在のカタチになった。写真はかき氷部分の攪拌工程。
青色の正体と、赤城乳業の熱い想いを知ってしまったら、この夏のひんやり体感はやっぱり、「ガリガリ君ソーダ」の一択しかない! [問い合わせ]赤城乳業https://www.akagi.com