「グリーサー・クラシック」39万6000円/マイケル ブラスト(エストネーション 0120-503-971)
▶︎すべての画像を見る街乗りからちょっとした遠出までこなす利便性が魅力の電動自転車。一方で、「ハイテクなのはいいけど、見た目はクラシックなデザインが好きなんだよね」という意見もわかる。
「グリーサー・クラシック」39万6000円/マイケル ブラスト(エストネーション 0120-503-971)
作ったのはオーストラリアの「マイケル ブラスト」。バイク好きの友人同士が集まった小さなコミュニティからスタートし、3年がかりでヴィンテージバイク風の電動自転車を完成させた気鋭のブランドだ。その後、旗艦モデルの「グリーサー・クラシック」が、2019年に本国でグッドデザイン賞を受賞するなど躍進。今では世界30カ国以上で展開されるまでに成長を続けている。一見クラシックバイクのようにも見える男らしいデザインにグッとくるが、他に引けを取らないスペックも充実。その実力を紹介したい。
フレームにエンジンを乗せただけの、オートバイ黎明期を彷彿とさせるルックスが魅力。
まずはフレーム。骨太なアルミフレームをベースに、振動吸収性の高いクロモリ製のフロントフォークで剛性を確保。
跨るとバイクのライディングスタイルのような前傾姿勢に。

前後の油圧式ディスクブレーキを搭載するなど、安全性にも配慮。
インパクトあるフレームに合わせ、タイヤ径もやや太め。一般的なクロスバイク用よりもひと回り太い「26×3.00インチ」を採用し、程よいクッション性に加え、安定感のある乗り味を実現している。

レザー製のサドルやハンドルのグリップなど、ディテールにも小ワザが効いている。
トップチューブが長いぶん、扱いに慣れるまでに多少時間はかかりそうだが、その時間すら愛着を加速させるひと時に変わりそう。ハンドルやサドルのレザー使いなども含め、ヴィンテージバイク好きに刺さりそうなポイントが随所に散りばめられている。肝心のバッテリースペックだが、約4時間の充電で約70kmのアシスト走行が可能だ。5段階の電動アシストギアを搭載し、アシストスピードは道路交通法制限ギリギリの最大24km/h。馬力も申し分ないだろう。
視認性の高いLED液晶のモーターコントローラーを搭載。

「バッケイ」37万4000円/マイケル ブラスト(エストネーション 0120-503-971)
「グリーサー・クラシック」と合わせ、日本で展開されるのは計3型で、上の写真はビーチクルーザー型の「バッケイ」。「グリーサー・クラシック」と同スペックなので、海辺を颯爽と走りたい人はこちらがおすすめだ。販売スタートは10月を予定。スタートダッシュをキメたい人は、続報をチェックせよ![問い合わせ]エストネーション 0120-503-971