サーファーとは、その独特な潮っぽさがカッコ良さであり、逆説的に、潮臭いだけのアンチファッションではいけないのだ。だって、サーファーって生き物は、サーフィンという底抜けに自由でストークできるシャレた遊びを好む、とびきり感性豊かな種族なのだから。


そしてそれは、オーシャンズな男に通ずる感性でもある。

サーファーってとにかく自由な種族。だからこそ、だらしなく見えるのは、世間体的にも御法度だ。でもご安心あれ。サーファー諸君を上品に見せる、カラーコーデ術を発明した。それがこのアース&サーフである。優しい色合いが日焼け肌とよく似合う。


大人のリッチサーファーを目指すなら
サンドベージュ × ブルーグレー

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品のいい大人のリッチ感を演出したいのであれば、とにもかくにも徹底的に淡いトーンで全身をまとめること。なかでもサンドベージュとブルーグレーの色合いは、優しいながらも、海も連想させるから僕らにピッタリだ。そのほかにもブラウン系やグレー系でまとめるチョイスも推奨したい。

上品なサーフスタイルを作る「アース&サーフ」なカラーコーデ実例

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永遠のボーイズサーフスケーターを目指すなら
オーカー × グリーン

上品なサーフスタイルを作る「アース&サーフ」なカラーコーデ実例
パーカ8500円/ビラボン(ボードライダーズジャパン 0120-32-9190)、パンツ2万2000円/プレ(ワグ インク 03-5791-1501)、スニーカー7500円/ヴァンズ(ヴァンズ ジャパン 03-3476-5624)、サングラス2万3000円/金子眼鏡×スタンダード カリフォルニア(スタンダード カリフォルニア 03-3770-5733)

万人に似合うわけじゃないけれど、根っからのボードカルチャーにコミットしてきた人はこんなスタイルを。一見スタンダードな組み合わせに見えながらも、パーカには黄土色のオーカーを、パンツには森林を思わせるような深い緑を組み合わせることで、いつものカジュアルがぐっと大人っぽく見えるのだ。

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さらっと優しい感じを目指すなら
ライトベージュ × デニムブルー

上品なサーフスタイルを作る「アース&サーフ」なカラーコーデ実例
カーディガン4万8000円/コモリ(ワグ インク 03-5791-1501)、カットソー3900円/ベイフロー(アダストリア 0120-601-162)、デニム3万5000円/ラグ & ボーン(ラグ & ボーン 表参道 03-6805-1630)、ネックレス1万3000円/ミキア(ミキアギャラリー 03-6455-4678)、サンダル1万2000円/レインボーサンダル×スタンダードカリフォルニア(スタンダード カリフォルニア 03-3770-5733)

色落ちデニムはサーファーの基本着。だが、そのままアメカジっぽく見せるのは少々いただけない。写真のようにライトベージュなどの淡い色と合わせて、上品に見せるのが大人のデニム流儀。これならレディからも承認される。

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南カリフォルニアのサーフ&バイク系を目指すなら
カーキ × ブラウン

上品なサーフスタイルを作る「アース&サーフ」なカラーコーデ実例
ジャケット9万円/セブン バイ セブン(アングローバル 03-5539-5213)、カットソー5900円/ビーミング by ビームス(ビーミング ライフストア by ビームス コクーンシティ店 048-788-1130)、パンツ1万4800円/スタンダード カリフォルニア 03-3770-5733、スニーカー5万4000円/コモン プロジェクト(トゥモローランド 0120-983-522)

男っぽさを醸したファッションがお好みの方にはコレ。優しい色合いでまとめながらも、ワークスタイルを基調にすることで、品の良さも、男っぽさも、いい塩梅に。かつ、マルチボーダーTやタバコカラーのシューズを取り入れて、サーファーっぽさもお忘れなく。

MACHIO=写真(人物) 鈴木泰之=写真(静物) 諸見里 司=スタイリング 竹島健二=ヘアメイク 黒澤卓也=文

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