デニムの安心感に浸っているところに、グサッ! っと意表を突くコラボを発見。僕らのツボをつくアレンジに、思わず食指が動きます。
よく見ると違和感が! “ねじれ”で定番スタイルに光を
「ファセッタズム ×リーバイス」のデニム
ウエストから裾まで“ねじれ”を加えたファセッタズム作のツイストデニムが待望の復活。しかも今回はリーバイス「501」の生地を使ったコラボ。勢いのあるブランドらしいヒネリ、である。
Point
・アウターが白だから、中は黒で引き締める。デニムがきちんと見える丈感で。
・パンツの特徴あるディテールを際立たせるため、トップスはシンプル顔を。
・細身テーパードにはボリューム感のある靴をセレクトして存在感を際立たせた。
ヴィンテージを改良した“サンダルカット”の最新版

「ラングラー フォー ロンハーマン」のデニム
ほんの少しフレアしたクロップト丈の、まさにサンダルが似合う「サンダルカット」。ラングラーの1950年代「11MWZ」から着想を得て、サイズやレングスをリサイズした別注作だ。
業界一の古着識者が監修した本気の“温故知新”デニム

「ヤヌーク × フジハラユタカ コラボデニム」のデニム
古着の名店、ベルベルジンの藤原 裕氏監修によるもの。インディゴの濃淡やヒゲのエッジなど、リアルなヴィンテージ感を追求した。スリムストレートで、佇まいが古着風でもスッキリ。
“歴史”を再現した生地による重みをGジャンで体感!

「サカイ × ビヨンデックス」のジャケット
日本ブランドのビヨンデックスが開発した、’40年代の生地を再現する「WW Ⅱ」。ネップ感があり、粗野な風合いが特徴のデニムで、サイドにジップを走らせたサカイのジャケットを仕上げた。
清水健吾=写真 葛西信博=スタイリング MASAYUKI(The VOICE)=ヘアメイク 谷中龍太郎、黒澤卓也=文