長い時間をともに過ごしながら、理解しきれないのがパートナーの頭の中。

いまだに「ままのきもち」がわからないと、困り果てているパパ読者のために、母であり妻でもある、モデルの牧野紗弥さんが優しくレクチャーしてくれる!

 


「ありがとう、愛してる♡」は定型文でも効果あり(笑)

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『妻のトリセツ』(黒川伊保子著/講談社)が話題となっている昨今。

我が家も然りで「私はこんなにやってるのに、パパは……」とギャーピー騒ぎ立てるときが月1周期でやってきます(笑)。

でもこのところパパのおかげで、ピリピリタイムが最短で終了。パパの気遣いを感じる機会が増えて前より夫婦仲が深まりました。きっかけは「ペテン師のような口だけの男か、口下手だけど行動で示す男か、どっちがいいんだ?」と言っていた昔気質のパパが、同僚の悩みを聞くような感覚で話に同調してくれるようになったこと。

昔だったら「疲れた」と言えば聞き流されるか「オレも疲れた」とか「じゃあ〇〇してみたらいいじゃん?」という反応だったのが、今は「大変だったね、いつもありがとう」のように言葉で労ってくれるようになったんです。

「愛してる」と言ってますか? 人気モデル・牧野紗弥さんに教わるママの気持ち

女性が話すときは“ただ聞いてほしい”と“意見が欲しい”の2パターン。日常では前者であることがほとんどで、うっかり間違えてしまうと険悪なムードになってしまうことも。私からの口撃を受けるたびにパパの頭の中は「今はどっちのパターンなんだ?」とフルマックスで悩んでいるようですが、私も「今はこっちのパターン」とうまく気付かせてもらえたら、自分の気持ちを整理しながら話せるのかもしれません。これはパパ頼みですが(笑)。

子育て中のママを褒めてあげられるのはパパオンリー。リップサービスのように割り切ってたくさんの言葉で労ってあげてくださいね。それだけで奥さんは救われるはず。

パパからは「お弁当おいしかったよ。いつもありがとう。愛してます♡」という労いのメッセージがLINEに入るようになりましたが、きっとこれ定型文だと思うんです(笑)。でもこのLINEがくるとクスッとしちゃうし、ちょっとハッピーな気持ちになる。ぜひパパの言葉でママの心を満たしてあげてくださいね。

 

川崎一貴(MOUSTACHE)=写真 坂野陽子(f-me)=スタイリング TOMIE(nude.)=ヘアメイク 栗生果奈=文

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