今は家族揃って#STAYHOME。だけどやっぱり、子供にとって家に籠もり続けるのは、どうしても退屈しがちに。

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そんなみんなを応援しようと、世界中の自動車メーカーが、子供だけでなく大人も一緒に楽しめる、塗り絵やペーパークラフトを無料で提供している。

これなら子供と一緒に楽しくSTAY HOMEできるんじゃない!?

 


BMWからは、子供と大人の両方へ

ポルシェ、BMW、トヨタ…… 世界の自動車メーカーから届いた特別なオモチャ

BMWは塗り絵とペーパークラフトの用紙を無料でダウンロード可能に。塗り絵は用紙の図案内に番号が振られていて、塗る前に何番は何色と決めれば、あとは番号に沿って、同じ番号の部分を同じ色で塗るだけだ。

子供向けと大人向けの2種類があり、子供向けより大人向けが少し図案が複雑に作られている。人気のX5やM8,次期電気自動車として発表されたコンセプトモデルのConcept i4や、1980~90年代にドイツツーリングカー選手権(DTM)で数々のタイトルを獲得した初代M3(E30型)もある。

好きな色を塗ってから、はさみで切りとって組み立てるクラフトワークはX7やi3が用意されている。

BMW ♯StaySafe BMWぬりえとペーパークラフト

ポルシェからは、デジタルとアナログで

ポルシェ、BMW、トヨタ…… 世界の自動車メーカーから届いた特別なオモチャ
ポルシェのマスコットであるトム・タルガとティナ・ターボがサイト上での案内役。

ポルシェが用意したサイト「ポルシェ・フォー・キッズ」には、塗り絵やタブレット上で楽しめるゲームやパズルのほかにも、アイスの棒など身近なモノを使ってゴム動力車を作る解説書、ドイツのポルシェミュージアムのバーチャルツアーなど、たくさんのコンテンツが揃っている。

子供向けの塗り絵といっても用意されている車種は356ロードスターや1960~70年代に開発された幻のレーシングカーの904や917など、車好きのオトーチャンならついつい「いやここはもっと……」と言ってしまいそうなランナップがずらり。

ちなみにサイトの表記はドイツ語か英語のみだから、語学勉強にもなりそうだ。

ポルシェ・フォー・キッズ


シトロエンからは、往年の名車が勢揃いで

ポルシェ、BMW、トヨタ…… 世界の自動車メーカーから届いた特別なオモチャ

シトロエンが贈ってくれたのは、子供と一緒に楽しめる塗り絵とペーパークラフト……なのだが、そのラインナップを見ると、BXやメアリ、塗り絵にはDSや2CV、アミ16とかなりのレアな往年の名車がずらりと並ぶ。

子供には「ほら、こんな車があったんだよ。今のと違うだろ~」と教えながら、自分も夢中になって塗り絵を楽しむのが正解かも。

さらに「シトロエン インタラクティブ ミュージアム」ではデビュー作のタイプAから往年の名車、消防車、コンセプトカーまで全78台を、サイト上で360度回転させたり、キーを回したときの始動音が聞けたりと、大人のファンにはたまらないコンテンツが用意されている。

こちらは「パパ、早くタブレット返してよ~」と言われること必至ゆえ、子供たちが寝てからゆっくり楽しみたい。

シトロエンの小さなアトリエ


トヨタからは、博物館クラスの車種が

もちろん、国産メーカーだってみんなを応援している。例えばトヨタが運営するトヨタ博物館では、従来同館で配付していたペーパークラフトを、サイトから無料ダウンロードできるようにした。

ポルシェ、BMW、トヨタ…… 世界の自動車メーカーから届いた特別なオモチャ
左がセリカ リフトバック2000GT、右がカローラKE10型。

用意されている車種も、ダルマと呼ばれた初代セリカや、モータリゼーションの時代を予感させた初代カローラ、1950年代まで日本中で活躍していたボンネットバスの3車種と、いかにも「博物館」らしい歴史を感じるラインナップ。

トヨタ博物館 おうちで作ろう

 

ほかにもフィアットや、国内では日産、マツダなどが同様におうちで過ごす親子のためのコンテンツを提供中。

国内外の自動車メーカーから世界の車好きへの応援で、Let’s enjoy stayhome!

 

籠島康弘=文

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