本日9月3日は、何の日かご存知だろうか?

「ぐっ(9)すり(3)」の語呂から名付けられた「秋の睡眠の日」である。

ヘルスケア商品を手掛ける株式会社TWOが、ビジネスパーソン1200人に実施したアンケート調査によると、コロナ禍の影響で睡眠への関心が非常に高まっているという。

その一方、“社会的時差ぼけ”と呼ばれる夜更かしによる新たな問題も顕在化。

これを機に身近な睡眠について考えてみよう。

 


コロナ禍による睡眠への関心度が上昇

TWOの調査によると、1都3県に住む20歳~59歳のビジネスパーソン1200人のうち、コロナ禍の影響で86.1%が生活リズムに変化が生じたと感じているという。

コロナ禍で浮き彫りになった睡眠の光と闇。人生の質を高める“睡...の画像はこちら >>

さらに、「緊急事態宣言前後の生活の優先度」は、緊急事態宣言前が[①仕事、②家族、③食事]だったのが、緊急事態宣言後は[①家族、②食事、③睡眠]とトップスリーに睡眠がランクイン。仕事ファーストの考え方から、睡眠や食事、運動などココロとカラダへの関心が高まっていることがわかる。

コロナ禍で浮き彫りになった睡眠の光と闇。人生の質を高める“睡眠投資”とは


“社会的時差ぼけ”という新たな問題が課題に

ビジネスパーソンの睡眠への意識は確実に高まっているといえるが、その一方、平均睡眠時間が減少しているという結果も。2018年のOECDの調査によると、日本人の平均睡眠時間は7時間22分だったのに対し、緊急事態宣言後は、6時間18分へと減少。

しかも、全体の63%もの人が週1日以上仕事中に眠気を感じているという。

コロナ禍で浮き彫りになった睡眠の光と闇。人生の質を高める“睡眠投資”とは

社会的時差ぼけという新たな問題も浮き彫りになった」。

そう語るのは睡眠専門医の白濱龍太郎先生。社会的時差ぼけとは平日に睡眠不足を重ね、週末に寝だめをすることによって生じる時差ぼけのこと。

コロナ禍で浮き彫りになった睡眠の光と闇。人生の質を高める“睡眠投資”とは

原因はPCやスマートフォンから発するブルーライトで、夜間に分泌される睡眠ホルモン「メラトニン」を抑制し、知らず知らずのうちに夜更かしの癖がついてしまうという。

これを放っておくと、免疫機能の低下や鬱症状の発生、生活習慣病を招いてしまうリスクが高まるという。


眠りの質を上げる“睡眠投資”という考え方

睡眠に関心がある人も、夜なかなか寝付けないという人にもおすすめしたいのが、中性重炭酸入浴剤ブランド「BARTH」が提唱する“睡眠投資”という考え方だ。

これは睡眠不足の解消を目的とせず、ココロとカラダへの自己投資の一環として意識的に質の良い睡眠を取ることを意味する。

睡眠の質を高めることでやる気の持続やパフォーマンスの向上、人生の満足度のアップなどの効果が期待できる。

 


まずは身近なアクションから実践しよう

前述の白濱先生がすすめる睡眠投資のアクションは「睡眠の90分前の入浴と眠る前のストレッチ」。

夏場はエアコンが原因で、体の血行が悪くなりがち。深部体温の調整がうまくいかなくなり、不眠の原因になることも。

「就寝の約90分前に、40度程度のぬるめのお湯に15分以上入浴してください。入浴によって深部体温を下げることは、良い睡眠を作る鍵となります。特に炭酸泉は、水道水よりも効率よく深部体温を調整できるのでおすすめ。ストレッチとの相乗効果で血行が良くなります」。

炭酸泉といえば、中性重炭酸入浴剤「BARTH」が効果的。血行を促進することで眠りの準備を整え、疲労回復も期待できる。

 

睡眠投資を身近な生活に取り入れて、睡眠の質を、いや“人生の質”を高めていこう。

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