数年前からじわじわと流行しているシャワーサンダル。ビーチサイドから近所のコンビニまでなにかと重宝するのだが、いかんせんどれも似たようなデザインなのが玉にキズ。
ただ今年は、「メゾン マルジェラ」からこんなサンダルが登場するというから要チェックだ。
よくあるシャワーサンダルかと思いきや……鼻緒があるからビーチサンダル? いやいや、よく見るとつま先が分かれている。
鼻緒に見えたけれど、これは日本の足袋のようにつま先が分かれている。もしや……

そう、これは足袋からインスピレーションを得た「タビ」シリーズの新作。
つま先には足袋型デザイン、ストラップ部分にはマルジェラを象徴するアイコニックなナンバーロゴがエンボス加工で施されている。

マルジェラのタビシリーズといえば、1989年に登場して以来、ブランドの定番として長く愛されてきた存在だ。
その名のとおり、日本の伝統的な靴下である足袋からインスピレーションを得てデザインされたフットウェアシリーズで、そのアバンギャルドなルックスから多くのファッショニスタに支持されている。

これまでタビシリーズでは、ブーツやパンプス、バレエシューズ、スニーカーなど、さまざまな靴を展開してきたが、ラバー素材を用いたサンダルは今回が初めて。これはシャワサンに物足りなさを感じていた心をくすぐってくる。
色違いのブラックは既にメゾン マルジェラ公式オンラインショップにて発売中だが、ホワイトは4月16日(金)からを予定している。
しかもホワイトを手に入れられるのは南青山のセレクトショップ「アデライデ」とアデライデ公式オンラインショップ、フォーシーズンズホテル大手町内に併設されている コンセプトストア「ザ スパ ブティック バイ アデライデ」のみだ。
今年はマルジェラのシャワサン……いや、“タビサン”を履いて、去年よりも気持ちいい夏を迎えようじゃないか。
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アデライデ
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POW-DER=文