『「新40代」的、モノえらびの根っこ・スピンオフ企画』とは……

オーシャンズのW編集長エベハラが特定のアイテムについて語り合う企画。今回のお題は、ビームス プラスがレミ レリーフに別注したコーデュロイショーツだ。

サーファーであるエベの“好き”が溢れ出す……?

今回の主役

W編集長エベハラが讃えたビームス プラス別注ショーツ「これは...の画像はこちら >>

「REMIX=ミキシングし直す」と「RELIEF=取り除く」から成るブランド名のとおり、創意工夫がありながらベーシックなアイテムが人気のレミ レリーフ。夏の定番として展開しているビームス プラス別注のコーデュロイショーツは、ウエスト部分にゆとりを持たせながらも丈感がやや短めなのでもたつかず、Tシャツに合わせてもきれいめな印象に。ヴィンテージライクな加工によって、経年変化も楽しめる。

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まずはショーツを並べてじっくり観察……

W編集長エベハラが讃えたビームス プラス別注ショーツ「これは気分をアゲるユニフォーム」
[左]江部寿貴●1977年生まれ。東京都出身。趣味はサーフィンで、最近ゴルフにも目覚めた。[右]原 亮太●1979年生まれ。愛知県出身。キャンプと釣りが好き。休日はジッとしていられず必ずどこかへ。

ハラ エベさん、よくコーデュロイショーツをはいてますよね?

エベ うん、大好き。だから今日は「俺の独壇場だな」って思って来た(笑)。

W編集長エベハラが讃えたビームス プラス別注ショーツ「これは気分をアゲるユニフォーム」
「どれをはこうかな〜♪」と早くもノリノリなエベ。

ハラ サーファーのユニフォームって感じですもんね。海に映える“夏の定番”ではあるけど、サーフィンをやらない僕には遠い存在かなぁ。

エベ でもね、今回のレミ レリーフのショーツは街にも似合いそうだよ。ほら。

W編集長エベハラが讃えたビームス プラス別注ショーツ「これは気分をアゲるユニフォーム」
「ホントですか?」とショーツをマジマジと見るハラ。すると何かに気づいたようだ。

ハラ このショーツ、シルエットが微妙にテーパードになってますね!

エベ そう。俺、足が細いのがコンプレックスだから裾幅の塩梅はすごく大事。コレはコンパクトでシルエットがキレイに見える。

ハラ ショーツが似合う似合わないって、足で決まりますもんね。

僕も細身なんで、気持ちわかります。

W編集長エベハラが讃えたビームス プラス別注ショーツ「これは気分をアゲるユニフォーム」
ステッチやアタリの表情は、ヴィンテージそのもの。

エベ 短すぎず長すぎず、丈感もちょうどいい。リアル古着にはないようなヴィンテージ加工も絶妙だし。

ハラ ホントだ。よく見ると気が利いてますね、コレ。

エベ でしょ? サーフィンの匂いはさせつつも、ちゃんと大人がはける街着になっているのが凄い。

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実は誰も知らない!? サーファーが愛用する理由

W編集長エベハラが讃えたビームス プラス別注ショーツ「これは気分をアゲるユニフォーム」
まずは赤のショーツを試着するエベ。

ハラ めちゃくちゃ似合いますね。やっぱサーフィンやるからかな。

エベ 素朴な疑問だけど、どうしてコーデュロイショーツ=サーファーなんだろうね?

W編集長エベハラが讃えたビームス プラス別注ショーツ「これは気分をアゲるユニフォーム」

ハラ 実は僕、10年以上前にサーフファッション特集を担当したとき、必死に調べたんですよ。

エベ それでそれで?

ハラ ……色んな人に聞いたけどわかんなかったんです。「誰か有名人がはいてたんじゃないの?」みたいな感じで(笑)。

W編集長エベハラが讃えたビームス プラス別注ショーツ「これは気分をアゲるユニフォーム」

エベ 今思い出したんだけど、レジェンドサーファーの千葉公平さんを取材したときに、「サーファーは元々トラッドだから」って金言をいただいたことがあってさ。

ハラ へえ~。

エベ 言われてみればそうなんだよ。60’sのサーファーはシャツに、クリースの入ったコットンパンツを合わせるってキレイな格好をしてたわけだし。

ハラ そういう流れの中にコーデュロイショーツもあるかもしれないですね。

W編集長エベハラが讃えたビームス プラス別注ショーツ「これは気分をアゲるユニフォーム」

エベ 本来はどんなショーツをはいて海に行ってもいいはずだけど、やっぱり俺はコーデュロイだと気分がアガる。

ハラ キャンプ行くときにはパタゴニアのバギーズ・ショーツ! みたいな感じですね。

エベ そうそう。ところでハラさんは、どんなショーツをはいてるの?

W編集長エベハラが讃えたビームス プラス別注ショーツ「これは気分をアゲるユニフォーム」

ハラ 色々試してみるんですけど、結局3割くらいしか似合うのがない(涙)。アウトドア用とかカーゴショーツに落ち着いちゃいますね。

エベ ショーツって趣向によっても選ぶものが全然違うのが面白い。

W編集長エベハラが讃えたビームス プラス別注ショーツ「これは気分をアゲるユニフォーム」
「オフホワイトもいいな」とセレクトに迷うエベ。

ハラ コーデュロイにもトライしたい気持ちはあるんですよ。カジュアルにはけるし、シャツやローファーにも似合う。そういうショーツってほかにあんまりないですから。

エベ そういう人に今回の別注ショーツはちょうどいいかもね。着丈や裾幅のアレンジでかなりはきやすいから、誰でもコーデュロイショーツの恩恵だけ受けられる。

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【結論】別注ショーツは、男をアゲるユニフォームである

W編集長エベハラが讃えたビームス プラス別注ショーツ「これは気分をアゲるユニフォーム」

エベ 俺らって、子供の頃から“短パン”をはいてきたわけじゃん?

ハラ 人生でショーツが似合うピークって小学生くらいですよね、きっと(笑)。

エベ うん。男にとっては気分をアゲるユニフォームみたいなモノだよね。ピークはとっくに過ぎててもショーツを格好良くはける大人でいたい。ってことで、オッサンもショーツをはきましょう!

ハラ いえい!

エベ “ユニフォーム”なんだし、何着か揃えておいたほうがいいよね?

ハラ そうっすね。

エベ オフホワイトもいいんだけど、グレーも捨てがたいなぁ。

W編集長エベハラが讃えたビームス プラス別注ショーツ「これは気分をアゲるユニフォーム」

ハラ どっちも似合いますよ。

エベ だけどエメラルドグリーンも……。

ハラ ……。

エベ 赤やベージュも……。

ハラ ……全色いきましょう(笑)。

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[問い合わせ]
ビームス公式オンラインショップ
www.beams.co.jp

『「新40代」的、モノえらびの根っこ・スピンオフ版』とは……
野村訓市さんが今気になるビームスのアイテムをピックアップする本誌の人気連載『「新40代」的、モノえらびの根っこ』。その掲載アイテムを本誌編集長・エベと、Web編集長・ハラがアレコレ語り合うスピンオフ企画。
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山本 大=写真 長谷川茂雄=文

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