「玄人キャンパーが選んだコスパギア」とは……
ひと通りのキャンプ道具は揃っているけど、せっかくならもっと楽しく&便利にしたい! そんな思いを持つキャンプ好きオススメのアイテムを教えてもらった。
キャンプライフを豊かにしてくれる“隠し味的”ギアをご覧あれ!
①「ソマビト」のグリルプレート
モデルの春日潤也さんが太鼓判を押すのは、食事シーンを彩ってくれるコチラのプレート。
「1~2人用のサイズも丁度いいジンギスカン用のプレートです。
奥京都発のガレージブランドが生んだ、ユニークなアルミ鋳鉄のグリルプレート。機能的かつクールなスパイダー柄デザインも気分を上げてくれる。

モデル 春日潤也さん(38歳)
キャンプ歴約10年。ファッション雑誌を中心にモデルとして活動し、CMや広告にも多数出演。東京で活躍する傍ら、地元である島根県を行き来し、二拠点生活を実践中。スケートボードや自転車にサーフィン、釣りなど趣味も幅広い。
②「サーモマグ」のスタッキングタンブラー

ダブワークスの代表・上田さんがレコメンドするのは、家でも外でも大活躍間違いなしのホットでクールなタンブラー。
「真空二重構造で保温保冷性能が高い、スタッキングができるタンブラーです。意外とダブルウォールで積み重ねられるものって少ないのですが、これならスペースをとらずに持ち込めるので重宝します。カラバリも豊富だし統一感も出るので、複数持って友人や家族と使うなんてのも良いかなと!」。
ステンレスとAS樹脂の2重構造は、結露を防いでくれるうえ、キンキンに冷えたドリンクを入れてもカバーなしで使える。

ダブワークス代表 上田大輔さん(39歳)
キャンプ歴19年。趣味はキャンプや釣り、スノーボードなどを愛好。海、山、ジャンルを問わず外遊びに挑戦し、今年からゴルフの練習をスタート。同時に娘と楽しめる遊びを模索中。
③「ソーヤー」のミニ浄水器

外遊びのついでに宿泊手段としてキャンプを楽しんでいる山沢さん。プラスアルファの道具に挙げたのは、防災グッズとしてもオススメというポケットサイズの浄水器だ。
「泥水も濾過して飲めるとのことなので、最悪の場合を考えて山に入るときにはエマージェンシーセットとともに持っていきます。沢の水も危険なのでこれも必須でしょう。キャンプのときは飲料水を買っちゃいますが、たまにその濾過力を試したくて遊び感覚で使っています」。
重量はわずか55gと超軽量なので、持ち運びもラク。いざというときのために常備したい。

テイクアンドサンズ デザイナー 山沢岳史さん
キャンプ歴35年。
④「コールマン」のバーナー

新世代のフライフィッシングの伝道師、杉坂ブラザーズのお二人は、釣りとセットでキャンプをすることも多い。
アメリカンなキャンプスタイルが好みで、使っているバーナーはやっぱりコールマン。鉄板を置いてBBQをするのは杉坂家では定番だという。

「風防を外して卓上コンロとしても使えるし、本体内部にキッチン道具を入れられるので道具箱のように収納できるのも便利。
ホワイトガソリンを燃料としているので、気温が低いときでも火力があって使いやすい。メンテナンスすれば100年以上使えますし、長い目で見たら絶対お得です!」。

プロフライフィッシャー 杉坂友大郎さん(36歳)、杉坂渓亮さん(34歳)
キャンプ歴約10年。釣りやアウトドア系の雑誌・TV出演などのタレント活動のほか、フライフィッシング専門店「ワールドワイドアングラーズ」、フライフィッシングの楽しさを伝えるYouTube 「杉坂ブラザーズ」を運営。
⑤「シアトルスポーツ」のキャンプシンク

オーシャンズWeb編集長・原のオススメは、ターポリンのような素材のキャンプシンク。
「車に常に載せていて、普段から、スーパーで水気が出そうなものを買ったらこの中に入れたりしてますね。

キャンプ場では、食器を軽く洗ったり本来の使い方もしますが、地べたに置きたくない食材を置いたり、ときには缶などのゴミ入れになったり。いろんな形で活用しています」。

柔らかい素材感なので、ご覧のようにぺちゃんこにしてコンパクトに折りたたむことも可能だ。

オーシャンズウェブ編集長 原 亮太(42歳)
キャンプ歴6年。息子の教育にも良いかと始めたキャンプ。バリバリのファッション街道を歩んできたが、少しずつアウトドア志向になり、最近ではステイホームを充実させるべく庭の家庭菜園にも熱を上げている。
⑥「釜浅商店」のまな板

いつか子供に託せれるように、ひとつひとつの道具にこだわりを持って選んでいるという俳優の水上剣星さん。そんな彼が選んだまな板は、東京・合羽橋の名店「釜浅商店」のもの。
「一般的なプラスチックより柔らかいEVA樹脂素材を使った、その名の通り庖丁の刃を痛めにくいまな板です。軽くて、洗ってもすぐ乾くのでフィールドでの使い勝手が良いし、オールブラックのモダンなルックスも気に入っています」。
しっかりと食材を切り抜きやすいので、野菜を千切りにするときや、厚い肉をカットするときに、「切ったつもりが繋がっちゃっていた」なんてことも少なくなる。

俳優/モデル 水上剣星さん(42歳)
キャンプ歴6年。家族連れで音楽フェスでキャンプをしたのをきっかけにハマり、今では毎年10泊するほど心酔している。また、2016年にはキッズブランド「ヒルハー」を立ち上げ、現在はオリジナルのアウトドアギアも企画している。
⑦「ハイドロフラスク」のクーラーカップ

「外にいるときこそ冷たいものは冷たいまま飲みたい!」というユナイトナインプレスの大桃さんが愛用するのは、ハイドロフラスクのカップだ。
「普段の生活や山登り時にはタンブラーを使用していますが、キャンプ時にはクーラーカップを使用しています。これはコップとしてもクージーとしても使えるのが便利。ハイドロならではの手に馴染む質感が好きです」。
クージーとして使うときは350mlの缶だけでなく、ビールの小ビンもホールドできる。

ユナイトナイン プレス 大桃祥弘さん(34歳)
キャンプ歴5年。オーシャンズでもお馴染みのブランドを取り扱うショールーム「ユナイトナイン 」のPR担当。キャンプやハイキングと山寄りの外遊びをメインに、最近ではサーフィンにも挑戦。ファッションとアウトドアの接点を自ら広げている。
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知っているモノでも、人によって活用方法が異なり、新たな発見があるのが面白い。キャンプライフを充実させるヒントとして、彼らの“口コミ”をぜひ活用を!
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鈴木純平=取材・文