登山靴は重くゴツいもの……そんなイメージも今は昔。ハイキングスタイルのひとつとしてアメリカで生まれた「ウルトラライト」=ULが、日本の登山シーンでも認知度を高めている模様だ。


FUNで“UL”なシューズ3選

登山靴=重くてゴツいは昔話。ハイカーズデポ代表に教わる“ウル...の画像はこちら >>

教えてくれたのは
ハイカーズデポ 代表

土屋智哉さん

 

登山靴=重くてゴツいは昔話。ハイカーズデポ代表に教わる“ウルトラライト”シューズ3選
「アルトラ」のローンピーク 5.0 。548g。1万7600円/ハイカーズデポ 0422-70-3190

「2010年代のULシューズを象徴するのがローンピーク 5.0。今やハイカーの定番ですね」。広いトウ回りが指先をリラックスさせ、大地を踏みしめる感覚を引き出してくれる。

登山靴=重くてゴツいは昔話。ハイカーズデポ代表に教わる“ウルトラライト”シューズ3選
「ゼロシューズ」のテラフレックス。550g。1万4080円/ハイカーズデポ 0422-70-3190

サンダルメーカーが作ったトレイルランニングシューズとして、’18年に登場したのがテラフレックスだ。

「ミッドソールを装着せず、つま先と踵の高低差がないフラットなソールを採用。裸足の感覚を重視しているんです。ソール自体の耐久性も非常に優れていますね」。

登山靴=重くてゴツいは昔話。ハイカーズデポ代表に教わる“ウルトラライト”シューズ3選
「ブラックダイヤモンド」のミッションLT。682g。1万6720円/ハイカーズデポ 0422-70-3190

UL的ローカットシューズに不安を感じるという人にはブラックダイヤモンドのミッションLTを。

「トレランシューズと登山靴のハイブリッド。しっかりとしたつま先のソールが、岩場などで安定したスタンスを確保してくれます」。


ULをより安全にする3カ条

登山靴=重くてゴツいは昔話。ハイカーズデポ代表に教わる“ウルトラライト”シューズ3選
2万6400円/アクシーズクイン(ハイカーズデポ 0422-70-3190)

[1]雨に備えよ!
たとえ晴天でも雨具は必携。ポンチョとレインコートの中間のようなレインウェアだ。

 

登山靴=重くてゴツいは昔話。ハイカーズデポ代表に教わる“ウルトラライト”シューズ3選
1万9800円/OMM(ハイカーズデポ 0422-70-3190)

[2]寒さに備えよ!
天候急変やアクシデントに対応するための防寒具もぜひ。

濡れにも強い中綿入りベスト。

 

登山靴=重くてゴツいは昔話。ハイカーズデポ代表に教わる“ウルトラライト”シューズ3選
2970円/ブラックダイヤモンド(ハイカーズデポ 0422-70-3190)

[3]闇に備えよ!
ヘッドライトも山の必携ギアのひとつ。いざというとき頼りになる27gの相棒だ。

 

ULを極める名店「ハイカーズデポ」

登山靴=重くてゴツいは昔話。ハイカーズデポ代表に教わる“ウルトラライト”シューズ3選

住所:東京都三鷹市下連雀4-15-33 日生三鷹マンション2F
電話番号:0422-70-3190
営業:12:00~20:00 火曜休
https://hikersdepot.jp

※商品の重量およびサイズは実測値。

小林昂祐=写真 石黒亮一、平 健一=スタイリング 加瀬友重=編集・文

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