「弊社の看板娘」とは……
仕事で連絡したい会社や団体があったとする。しかし、ネットで検索しても電話番号が出てこない。
そんなときに「PR TIMES」のプレスリリースに行き当ると非常に助かる。住所や電話番号などの基本情報がすべて載っているからだ。
今回訪れたのは、お世話になっているプレスリリース配信サービス「PR TIMES」を運営している株式会社PR TIMES。
エントランスにはクリスマスを意識したオーナメントが鎮座する。

では、お邪魔しますよ。

というわけで、早くもご登場です。
看板娘、登場

こちらは渡邉梨夏子さん(29歳)。大学を卒業してアパレル系の会社で3年間働き、その後、株式会社PR TIMESに転職した。
「今はPRパートナー事業部という部署に所属しています。企業様に『こういう発表会をやりませんか?』『こういうブランドにしていきませんか』などという提案をさせていただくお仕事ですね」。
名古屋市出身だという渡邉さんに「どんなお子さんでしたか?」と聞くと「常に何かしらの飲み物を飲んでいたみたいです」という独特の回答。

「名古屋は観光する場所がさほど多くないので、帰省した際は岐阜や三重など、東海3県の何処かに遊びに行きます。あ、でも名古屋めしは美味しいですよ。一番好きなのは、やっぱり味噌煮込みうどんです」。

渡邉さんは早稲田大学の文化構想学部で表象メディア論を学んだ。卒業論文は「映画の予告編に関する考察」。
「予告編だけのアワードもあるんですよ。個人的に何度も観ているのは『レ・ミゼラブル』。『名探偵コナン』も好きだったので、卒論にはアニメ映画の要素も入れました」。

また、同社は音声プラットフォームのVoicyで「PR TIMESのオープンラジオ」という番組を発信していたが、渡邉さんは約1年間パーソナリティを務めた。

最近のお仕事事情はいかがですか?
「飲食店からの情報発信を支援する『食べ物語』というプロジェクトが始まったばかりです。対象はキリンビールさん、サントリーさんの商品を扱うお店で、PR勉強会も開く予定。来年は気合いを入れます!」。

なお、今回の推薦人はPRパートナー事業部の事業部長で、「食べ物語」プロジェクトを牽引する村田悠太さん。上の写真で「食べ物語」のプレートを持っている方です。
渡邉さんについて聞いてみた。
「明るくてポジティブなキャラクターで、飲食店との好循環を生み出すと思ったのでプロジェクトメンバーに誘ったんです。11月に行った『食べ物語』のオンライン記者発表会でも、渡邉さんに統括を任せました。笑い方も楽しそうでいいですよね」。
そう、渡邉さんは非常に楽しそうに笑うのだ。
「そういえば、以前あるオンライン記者発表会のライブ配信中に私の笑い声が入っちゃって若干ざわつきました(笑)」と渡邉さん。

村田さんと今井さんは日本酒好きが高じて、それぞれ唎酒師と日本酒ナビゲーターの資格を取っている。そして、渡邉さんもハイボールをこよなく愛するという素晴らしい3人組だった。

フロアにはカフェスペースがあり、部署を超えた交流が生まれている。

新年に向けたオリジナルのPRカレンダー作りも恒例行事だ。

さらに、フロアには社員同士が持ち寄った本を収蔵する棚もあった。渡邉さん、どれを読みたいですか?
「うーん、ちょっと惹かれたのは『間違える勇気。』です。私、失敗しないように注意深く動きがちなので、今の自分にはこういう勇気も必要なのかなと」。

そうだ、オフの日の過ごし方も教えてください。
「週末はアウトドア派ですね。キャンプではご飯にもこだわります」。

「あと、最近はフムスにハマっています。ひよこ豆のペーストで、ビーガンやハラール系の人も食べられる中東料理です。先日は手作りのフムスを持ち寄るフムスパーティを開きました」。

フムス料理を出すレストランを食べ歩くのも楽しいが、自分で作る醍醐味も捨てがたいという。

「あと、ライブや音楽フェスに行くのも好きです。今年、いちばん行ったのは中村佳穂さんのライブ。細田 守監督の最新作『竜とそばかすの姫』の主人公の役で声優として出演しつつ、劇中歌も担当しています」。
今年の紅白に出るそうなのでチェックします。

それにしても、さっきからチラチラ視界に入るハンモックが気になる。
「たまに熟睡している社員もいますよ。私は乗ったことがないんですけど」。
では、せっかくなので乗ってみましょう。

ナイスカットが撮れたところで、最後に読者へのメッセージをお願いします。

【取材協力】
PR TIMES
https://prtimes.co.jp/
飲食店で働く166人の“看板娘”をご紹介してきた連載がリニューアル。さまざまな企業や団体で働く女性にフォーカスする題して「弊社の看板娘」。
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石原たきび=取材・文