松山三四六(まつやま・さんしろう)は、幼少期に柔道を始め、将来を嘱望される選手に成長したものの、ケガで競技を断念。
今回、発売される『松山三四六の信州ディープツアー』は、東京出身ながら信州に20年間通い続け、ついには移住を果たした松山が、彼だからこそ伝えられる信州の知られざる魅力を紹介するものだ。長野県民は皆、県歌『信濃の国』を口ずさむことが出来るほど愛郷心が強く、長野県は移住したい都道府県ランキングで3年連続1位に輝いている。同書は、『信濃の国』の舞台をたどりながら、ちょっと寄り道をしてディープなスポットや関連エピソードなどを紹介。松山は同書について、
〈結構寒いよ。360度山だらけだよ。熊も出るしねえ。でも信州長野県は大人気なのだ。どうしてなんだろう? 「なんでこんなに星空がきれいなんですか!」って感動する人の横で、「なんでって言われても、それが普通だもんで」って答えちゃう。そんな不思議な長野県は、これから益々秘めたる魅力を増して、多くの日本人や海外からのお客さんを魅了するはずだ。
そして、長野県を旅するならば長野県が他県に誇る現象をテーマに据えてみたいと思った。それは、県民がほぼ皆歌える県歌があることだ。そうだ、この県歌「信濃の国」こそが長野県の人気の秘密を解明するヒントを持っていやしないか。だから僕は「信濃の国」を歌いながら、信州各地を深掘りする旅に出たいと思ったのである〉(「まえがき」より一部抜粋)
と、綴っている。『松山三四六の信州ディープツアー』は2021年3月16日(火)発売。1909円+税。