2021年に沖縄県糸満市内の貴金属店でネックレスなど3点(販売価格計約873万円)が盗まれた事件で、窃盗罪に問われた無職の被告の男(35)=別事件で服役中=の判決で、那覇地裁(加藤貴裁判官)は26日、懲役3年6月(求刑懲役4年)を言い渡した。 加藤裁判官は、実行役や送迎役、店舗関係者の妨害役を共犯者で分担した犯行で、送迎役の被告は妨害役も確保し「中心的で重要な役割を果たした」と指摘。
別事件で懲役2年4月の判決確定から1カ月足らずで犯行に及んだと非難した。 被告が事件の首謀者とみられたが、加藤裁判官は共犯者2人とは別に弁護側が主張した他の共犯者が首謀者として関与した「合理的疑いが残る」と判示した。
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