NPO法人アニマルライツセンター(東京都)が昨年7月に告発していた。東恩納委員長によると処分は18日付で、検察側から「嫌疑は認定できなかったので不起訴とする」と説明された。担当検事は処分理由として、ハーレーが糸満の旧暦文化を重んじる行事であること、行事委が実施の際に動物虐待にならないよう配布物や会場放送などで注意していること-を上げたという。
糸満漁協の組合長も兼ねる東恩納委員長は「事前にNPO側から話し合いの打診もなく、いきなり告発された。彼らには糸満の伝統や地元民を理解しようとする姿勢がない」と語った。
NPOは「参加者による動物たちへの虐待行為を防ぐことができなかったにもかかわらず、主催者が不起訴となったことは残念だ」とコメントした。