リトルユニバース(浦添市、藍川眞樹代表)が運営するミニチュアテーマパーク「リトルユニバース オキナワ」が29日、沖縄県豊見城市のイーアス沖縄豊崎内にオープンした。18世紀の首里城と冊封使を80分の1サイズでイメージした「琉球王朝」や、360度のプロジェクションマッピングで没入体験を味わえる「琉球ユニバース」など10エリアを楽しめる。


グランドオープンしたミニチュアテーマパーク「リトルユニバース オキナワ」で、古い東京の町並みを鑑賞する親子連れ=29日午前、豊見城市・イーアス沖縄豊崎(竹尾智勇撮影)

 オープニングセレモニーで藍川代表は「ミニチュアと最新テクノロジーで、沖縄の魅力を伝えていく。夢と感動、希望の場にしたい」とあいさつ。豊見城市の徳元次人市長は「雨の日も楽しめる施設。この観光コンテンツを楽しみに沖縄を訪れる人の流れをつくりたい」と話した。
 1980年代の東京・麻布十番の町並みを模した「レトロ東京」では、入場者の多くがスマートフォンでの撮影に夢中。3Dスキャナーで自身を読み取り「マイアバター」を作成する人もいた。

 南風原町から家族で訪れた大岩城大郎(じょうたろう)さん(7歳)は「小さくて細かく、びっくりした。映像もすごかった」と話し、母親のまさこさん(43歳)も「思っていたよりも緻密で、規模も大きかった」と楽しんでいた。
 平日は午前11時~午後7時、土日祝日は午前10時~午後7時まで。チケットは18歳以上2800円、12~17歳2100円、4~11歳1600円で、3歳以下は無料。県民割や年間パスポートもある。
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グランドオープンしたミニチュアテーマパーク「リトルユニバース オキナワ」で、古い東京の町並みを鑑賞する親子連れ=29日午前、豊見城市・イーアス沖縄豊崎(竹尾智勇撮影)">