宮城さんは「ジェンダー平等に関して日本は遅れている」と指摘。その上で、無意識の偏見や思い込みが相手を傷つけていないか考える想像力を育ててほしいとし、自ら問い直すことが「多様性やジェンダー平等と共にハラスメント防止につながる」と述べた。
研修会は、昨年9月に設置されたハラスメント調査対策特別委員会からの申し入れを踏まえて開催。開会あいさつで比嘉議長は「ハラスメントは人の尊厳や人格を傷つけるだけでなく、組織の人材の流出や生産性の低下にもつながる」とし、研修を通して意識を高めるよう呼びかけた。(浦添西原担当・新垣玲央)