市はターミナル整備と並行し、漁港と名護十字路を結ぶ県道71号の通りを「シンボルロード」として再開発し、ターミナルを起点に市街地に人を呼び込む構想も練っている。
今後、市内の商業施設などで市民の意見を募り、4回目の検討部会で施設配置計画案や、ターミナルの整備イメージなどを示す予定。
委員で、東京大学大学院工学系研究科の羽藤英二教授は、防災機能を持ち交通機関が集まるターミナルは、防災や交通渋滞の面で重要な役割を果たせる可能性があると評価。
その上で、北部豪雨やテーマパークの渋滞対策を念頭に「トイレ設備や駐車機能、滞在滞留機能を強化するべきではないか」と提起した。(北部報道部・松田駿太)