【速報】ジャングリア沖縄、施設の一部を初公開！　ギネス認定のスパや料理メニュー　どうだった？

　沖縄県今帰仁村で7月25日開業予定のテーマパーク「ジャングリア沖縄（JUNGLIA OKINAWA）」を運営するジャパンエンターテイメント（名護市、加藤健史代表）は6日、パーク入り口や併設施設スパジャングリアの内部を報道陣に公開した。提供メニューの試食会もあった。ジャングリア施設の一部がお披露目されるのは初めて。開業まであと50日となった。

パーク入り口のシンボル「ジャングリアツリー」＝6日、沖縄県今帰仁村・ジャングリア沖縄（小宮健撮影）
 
　ジャングリア沖縄の建設工事現場は、外から見えないようフェンスが設けられ、外観を含めてベールに包まれていた。6日の報道向け内覧会には、県内外のメディア20社42人が参加した。ジャパンエンターテイメントの森崎菜穂美CMOはあいさつで「南国のリゾート感を味わい、リフレッシュしてほしい。コンセプトの贅沢（ぜいたく）な旅を感じてほしい」と話した。
　公開されたのは、パーク入り口の「ジャングリアツリー」のほか、スパジャングリア、スパジャングリア内のレストラン「トロピカルオアシス」の3カ所。県産卵を恐竜の卵に見立てたポテトサラダ「ザウルスウッフ」（1200円）、葉付きのトウモロコシに特性バターを絡ませた「THE WILD グリルコーン」（1000円）、「ハイビスカスフラワーカクテル」（2000円）などの看板メニューも報道陣に披露された。
【写真特集・随時更新】ジャングリア内覧会　記者が詳しく報告

スパジャングリアやレストラン「トロピカルオアシス」がある建物。周りは緑に囲まれている

　ジャングルと空の絶景が楽しめるスパジャングリアは、ジャングリア沖縄の併設施設。同種のスパの中で世界最大の広さとギネス世界記録に認定された「インフィニティ風呂」をはじめ、石灰岩風呂や、地下1600メートルから湧き出す天然温泉「今帰仁の湯」を使った屋内風呂、洞窟風呂などがある。

スパジャングリアのエントランス

　「パワーバカンス（興奮やぜいたくを体験する旅）」をコンセプトにしたジャングリア沖縄は、沖縄の広大な自然環境を生かしたジャングルのテーマパーク。敷地面積は60万平方メートルで東京ディズニーランドを上回る。「ユニバーサル・スタジオ・ジャパン」（USJ、大阪府）を再建したことで知られる森岡毅氏が率いるマーケティング企業の「刀（かたな）」（大阪府）が主導していることでも注目されている。

内覧会に集まった報道陣

開業初日のチケット、まだ買える
　ジャングリア沖縄・スパジャングリアのチケットは、公式サイトで購入できる。
 
 　6月6日午後3時時点で、オープン初日の7月25日はスパのチケットのみ購入できる。ジャングリア沖縄の入場チケットは「反響を考慮した」として販売一時休止中で、再開は公式サイトで発表するという。オープン翌日の7月26日以降は空きがある。

ジャングリア沖縄内で提供されるフードメニュー。「THE WILD グリルコーン」（1000円）と「THE WILD ビーフバーガー ～石垣産黒毛和牛～」(2000円)

　ジャングリア沖縄の1dayチケットは国内客で大人6930円、4～11歳の子ども4950円。スパジャングリアは国内客で大人2400円、4～11歳の子ども1200円。いずれも、海外在住者は割増料金が設定されている。

ジャングリア沖縄内で提供される「JUNGLIA ポップコーン」(700円)と「しろくもまん」(650円)

那覇空港から車で1時間半 海路でも

ジャングリア沖縄のオリジナルグッズ

　ジャングリア沖縄は、那覇空港から車で約1時間半の沖縄県今帰仁村にある。那覇市の泊港から名護漁港まで約1時間15分、あるいは那覇港から本部港まで1時間50分フェリーに乗り、港から公式バス「ジャングリアエクスプレス」で向かうこともできる。

スパジャングリアのアウトドアバス

　テーマパークでは22のアトラクションを提供する。高さ19メートルのブラキオサウルスや大型ステゴサウルスに接近しＴ－レックスに襲われる「ダイナソーサファリ」や、迷子になったパキリノサウルスの赤ちゃんを捜す「ファインディングダイナソーズ」、地上20メートルの高さから放り出される「バンジーグライダー」、宙づりの状態から急落下する「グラビティドロップ」などがある。その他、15の飲食施設、10の物販施設があるという。

ギネス記録に認定されたインフィニティ風呂
 
　7月の開業前のプレオープン期間には、地元・今帰仁村や名護市の住民向けの入園日が設けられる。

パーク入り口のシンボル「ジャングリアツリー」＝6日、沖縄県今帰仁村・ジャングリア沖縄（小宮健撮影）">