沖縄全戦没者追悼式の開催、平和の礎のネット検索開始を発表する玉城デニー知事=19日、沖縄県庁
追悼式には首相、衆参両院議長、最高裁判所長官を招待している。出席が実現すれば、30年ぶりに三権の長がそろう。国連軍縮担当上級代表の中満泉事務次長、2024年ノーベル平和賞を受賞した日本原水爆被害者団体協議会(被団協)の田中重光代表委員も初めて参加する。
19日午前から公開された平和の礎の検索システムは日本語、英語、中国語、韓国語など6カ国語に対応する。戦没者の名前や住所のほか、生年月日、亡くなった日付、公園内の刻銘板の配置図などが分かる。
玉城知事は「世界中どこからでも平和の礎にアクセスができる。平和を希求する沖縄の心をより一層強く、世界に発信する」と意義を語った。(政経部・銘苅一哲)
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