那覇市は30日、同市の新都心公園で大型複合遊具のお披露目会を開いた。公園内に設置した飲食店など、民間事業者の収益を公園設備に充てるパークPFIを使い整備した。
公園近くの銘苅こども園の園児らが参加し、大きな滑り台を何度も滑るなど、歓声を上げ遊んでいた。
 市は、民間活力を生かした都市公園の新たな整備や公園の再生・活性化の推進に向けパークPFIに取り組んでいる。市内では漫湖公園に続き2例目。那覇市は新都心公園に2026年3月末を目標に「コナズ珈琲」を開店させる予定。同店の収益も公園の維持管理に充てられる。
 幅広い年齢の子どもたちが楽しめるよう、大型複合遊具のほか、乳幼児が中に入っておままごとをして遊べる家型の遊具や、ドーム型をしたクールダウンスポットもある。また、保護者が子どもたちを日陰で見守れるよう、三つの東屋が新たに整備された。
 元気に走り回っていた安慶名海虹みこさん(6)は「大きな滑り台が一番楽しかった」と笑顔を見せた。大串悠真さん(6)は「滑り台がとても速かった。また遊びに来たい」と興奮気味に話した。(社会部・西口優子)
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沖縄・新都心公園に大型複合遊具がお披露目  那覇市2例目のパークPFI  26年目標に「コナズ珈琲」開店予定
大型複合遊具で遊ぶ那覇市の銘苅こども園の子どもたち=30日、那覇市・新都心公園
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